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2015年7月12日 ココロココ編集部

新市街地のまちづくり戦略や事業創造に取り組むタウンマネージャー・スタッフを募集!(岩手県大船渡市)

子どもたちの、さらにその先の世代まで受け継ぐことのできる、豊かな暮らしやにぎわいあるまちをつくりたい。

そのために、今の自分たちに何ができるのか、東日本大震災で甚大な被害を受けた大船渡市の大船渡駅周辺地区では、市、商工会議所、商業者等が一緒に考え、動きはじめています。

大船渡駅周辺地区は、大船渡市の中心市街地ですが、震災前から商業の衰退や人口減少の進むまちでした。このことから、大船渡駅周辺地区官民連携まちづくり協議会では、単なる復興を超えて、豊かな暮らしやにぎわいあるまちをつくるために、自らが事業を興して、その利益をまちの中で循環させる仕組みをつくり運営する「まちづくり会社」を設立することとしています。

今回募集するタウンマネージャー及びスタッフは、協議会で進めている復興まちづくり計画やまちづくり会社の事業計画の作成支援のほか、商業者と市民等の交流の活性化を図る取り組み支援を通して、まちづくりの基礎となるコミュニティを構築できる方を広く募集するものです。

地域に密着して、新しい中心市街地の復興のための戦略や、事業を組み立てることに関心のある方からのご応募をお待ちしております。

まちづくりの戦略や事業をたてる仕事をしたいあなたへ

募集人数

タウンマネージャー:1名
スタッフ:若干名
※大船渡市復興支援員として委嘱し、協議会において雇用します。まちづくり会社設立後は、まちづくり会社の社員として採用予定です。

業務の内容

    (1)被災した中心市街地の復興まちづくり計画の詳細検討及び遂行支援
    ・復興まちづくり計画の作成支援
    ・まちづくり会社の事業計画(商業施設建設・賃貸事業、エリアマネジメント事業等)の作成支援
    ・商業者や市民等に向けたヒアリング及びワークショップの実施

    (2)商業者や市民等の交流イベント企画・運営支援、Web等を活用した地域情報発信

期待する成果

    ・1年目は、まちづくり関係者の連携体制の基礎づくりと、まちづくり会社の事業計画の作成
    ・2年目は、地元事業者により、まちを訪れた人が紹介したくなる「モノ」「コト」が提供されているまちを形成
    ・3年目は、市民や市民活動団体等においても、まちを訪れた人が紹介したくなる「モノ」「コト」が提供されているまちを形成

応募の受付期間

    ・タウンマネージャー:7月10日(金)~7月27日(月)
    ・スタッフ     :7月10日(金)~7月29日(水)
     ※ 受付期間中に応募いただいた方については、随時審査し、採用者が決定した場合は、その決定日をもって応募の受付を終了します。

応募方法

    募集要項に基づき、提出書類を作成のうえ、下記メールアドレスまで送付してください。
    ※募集要項及び提出書類はダウンロードできます。
    【書類送付先】seibi@city.ofunato.iwate.jp

雇用条件等

  1. 雇用期間
    ・協議会での雇用期間は、平成27年8月3日からまちづくり会社設立(同年10月予定)までを予定(着任日については応相談)
    ・まちづくり会社設立後については、その社員として平成28年3月31日まで雇用する予定であり、その後は1年更新(毎年4月)
  2. 勤務地
    岩手県大船渡市
  3. 報酬
    ・タウンマネージャー 月額24万円程度
    ・スタッフ      月額21万円程度
  4. 勤務時間及び休日
    月・勤務時間 午前8時30分から午後5時30分まで(昼休憩1時間)
    ・休  日 土・日・祝日、年末・年始

選考

    (1)第1次選考(書類審査):提出いただいた書類をもとに審査し、合否を決定します。
    (2)第2次選考(面接):第1次審査に合格された方を対象に面接を行い、合否を決定します。

選考結果

    最終の合否は、平成27年7月31日(金)までに決定し、通知します。

お問い合わせ

    〒022-8501 大船渡市盛町字宇津野沢15番地   大船渡駅周辺地区官民連携まちづくり協議会事務局(大船渡市災害復興局大船渡駅周辺整備室内)
      担当:大船渡市災害復興局大船渡駅周辺整備室 藤原、清水、佐藤
      電話:0192-27-3111(内線343、352)
      メールアドレス:seibi@city.ofunato.iwate.jp

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ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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