キャンプのまとめを英語でスピーチ
DAY3
さて最終日。実質、最後のプログラムとなるのは「まるで留学キャンプ」の3日間のまとめを、それぞれ英語でスピーチするというもの。あまり英語を話せなかった参加者も、完璧な文にはこだわらずに、文法や単語が間違っていても、知っている単語でどんどんトークを繋いでいき、時にはジェスチャーを交えて、英語を話していく。
この3日間の各種体験やゲームを通して、その手法がなんとなく身に付いているんだよね。皆、自分のペースや長さで、ちゃんと英語でスピーチできていた。
最後はBBQでワイワイと楽しむ!
スピーチの後は庭で、野外バーベキュー。肉や野菜、マシュマロ(これと板チョコを焼きビスケットにはさんで食べる ”smore” がアメリカでのBBQ定番スイーツ!この ”smore” という名前、つい「もっと=some more」と言っちゃうことから、その名前がついたらしい)
はじめに代表の土屋さんがこう言っていたのを思い出した。
「1週間に1~2時間の英語スクールでは、英語はなかなか上達しない。それは既存のテキストには、自分の喋りたい内容が書かれてないから。喋りたい内容じゃないから、英語が身に付かない。だから、英語が話せない」
その言葉、キャンプに参加してよくわかった気がした。
ここでは自分が話したいテーマが、その都度、目の前に現れるのだ。だから伝えようとする、だから話そうとする。
すると今の自分のできる範囲内ででも、少しずつ英語が口から出てくるようになる。
英語が話せなくて悩んでいる方には、この「まるで留学キャンプ」は最適のプログラムなのかもしれない。
体験レポート1
ノリさんこと、岩渕紀章さんは最近仕事を辞めて、12月から世界一周の旅に出る予定。これまで英会話スクールに通ったこともないが、思い切ってこのキャンプに参加。「I..go..train…」みたいな感じで、とにかく知っている単語をつなげて、身振り手振りで、頑張ってコミュニケーションをとる姿が印象的だった。最初の内は声も小さめだったが、最後にはむしろ彼の声が一番通るぐらいに。これを機に英語をブラッシュアップして、自分の住んでいるエリアを英語で紹介するのが目標とのこと。
体験レポート2
目下英語を勉強中のYUKOさんの本業はネイルアーティスト。以前、土屋さんから英語レッスンを受けたことがあるだけあって、目力とジェスチャー力はさすがです。「日本に来ている外国人っていうのがイイんだと思います。彼らは日本に興味をもっているから、こちらの話もちゃんと聞いてくれようとする。だから、コミュニケーションが築きやすいんですよね」。今回、一番印象的だったプログラムは“座禅会”と話してくれた。