コラム 沖縄移住、失敗の理由ベスト19・・・とは
沖縄に移住をする人は年間2万人以上にものぼるという。 しかし、全ての人がそのまま住み続けているわけではないようだ。つまり、失敗して以前の場所に帰っていくという人たちも少なからず存在しているということ。「沖縄移住支援センター」が6年間にわたる調査結果をまとめているので、参考にしたい。
■統計調査から言える沖縄移住失敗の理由
- 沖縄人から頭を下げて受け入れてくると思っていた。
- 自分の計画は完璧だ!と思い込んでいた。
- 沖縄に行ってから仕事の情報を集めようと考えていた。
- 沖縄を楽園だと考えている。
- 十分な計画をしなかった。
- 沖縄に行けばその後は何とかなると考えていた。
- 移住してからが本当のスタートという意味を理解していなかった。
- 理想が先走りになっていた。
- 最後は誰かが助けてくれる。
(何とかなるさと考えている) - サイトでの情報に頼りすぎている。
(自分の目で見てない情報を鵜呑みにしていた。) - 情報を得るのは簡単だし、その情報があるから移住は簡単と考えていた。
- 本土での引越しと同じ感覚で沖縄に移住した。
- 仕事が見つからなかった時の事を考えていなかった。
(ハローワークなら何かは見つかると考えていた。) - とりあえず安宿生活をし賃貸契約さえ済ませれば何とかなると考えていた。
(部屋さえあれば仕事は見つかると考えていた。) - サイトの情報だけで沖縄を知ったと思い込んでいた。
- 数回、沖縄に旅行しただけなのに沖縄の全てが完璧(楽園)と感じていた。
- 沖縄の海に魅せられて癒されているだけという事に気づいていなかった。
- 癒される海に見慣れてしまった時の事を考えていなかった。 vSNSサイトで気軽に移住をしている話題を見て簡単に移住できると思っていた。
この結果をみると、沖縄という温暖な気候とに惑わされてしまうのか、準備不足で「思いつきのように移住してしまう」人も多いのが実態のようだ。
「何をするために沖縄にきたの?」と聞かれた時に、「癒されるため・・・」といった返答しかできないようであれば論外ということであろう。
沖縄に住んで何をしたいのか、そのために必要な準備は何か? 最低限のプロセスを経て行動したい。