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2013年11月19日 ココロココ編集部

年代別に考える 移住の注意点は?

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40代は子育てや教育問題にも注意したい

40代は家族の中でも子供の存在が大きなポジションを占めてくる世代。
中学や高校への進学問題とも向き合う必要が出てくるはず。親の考えだけでなく、子供たちとも話をして家族みんなで心をひとつにした移住計画を立てることがベストだ。

■子どもの気持ちもしっかりと受け止めてあげよう

単身や夫婦二人の場合は別だが、ファミリーでの移住を考えるならば子供の教育は大きな課題になるはず。教育機関の場所や生徒数、高校生の場合は転入の可否などを調べておきたい。もちろん、子どもの理解を得ることも重要。

ある意味、大人の都合により転校を余儀なくされるわけだから、しっかりと話をして同意を得ることも必要となるだろう。子どもが小さい場合は30代と同様に、幼稚園や保育所、医療機関のこともケアしておこう。

 

■中学や高校への進学のことも考えておこう

高校進学の時期を迎えると別の問題も起こる。 物理的に通学可能な学校が限られてしまうことがあるのだ。希望の学校に進学するためには下宿や寮生活を選択せざるを得ないこともあるはず。

それを避けるために、子どもの進学のタイミングで移住先から都会にもどるという人もいるようだ。幼少期だけでも、自然の中でゆったりと育てるメリットと進学に際してのデメリット、それぞれを事前に考えて移住先の場所選びをできればいい。

■仕事や人生のことを考えると大きな転機のタイミング

いずれにしても、子育ての真最中である40代は、移住を考えた際には制約も多くなる世代であるともいえるだろう。サラリーマンであれば中間管理職となり、出向や転勤も多いタイミングかもしれない。

また業界や会社によってはリストラや出向という厳しい状況も出てくるかもしれない。

そうした時期に移住を決断できるのか? 逆に心機一転がんばれるチャンスと捉えられるのか? 本人の考え方ひとつともいえるだろう。ポジティブな発想で家族とも移住プランを話し合うことが、移住成功への第一歩となりそうだ。

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ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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