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募集期間:2017.3.30 - 5.29
募集終了

岩手町を見つめ、つなげる。魅力発信レポーター&移住促進コーディネーター募集

岩手町は「岩手県岩手郡岩手町」と同じ地名が3回続く日本で唯一の町です。農業では東北一のキャベツ産地、スポーツではオリンピック選手も輩出するほどホッケーがさかん、石彫作品が美術館や公園などに設置され芸術が身近にある、心豊かに暮らせる町です。

一方で、都市部への人口流出は激しく、人口減少により産業の担い手不足や地域力の低下が課題となっています。また、東北新幹線「いわて沼宮内駅」の年間乗降客数は2002年の開業以来、全国でワースト1位と観光客も少ないです。

このような状況から、岩手町では、地域力を高める人材確保のため、若い移住者の積極的な受け入れをはじめます。そのために、『移住定住モデル 第1号』となり、新たな目線や発想で岩手町の魅力発見、情報発信などの活動に取り組む、地域おこし協力隊を募集します。

「農業とホッケーと彫刻のまち」、岩手県岩手郡岩手町。

岩手町は「岩手県岩手郡岩手町」と同じ地名が3回続く唯一の町であり、北緯40度線上にある「農業とホッケーと彫刻のまち」です。
農業生産額は約100億円で岩手県内でもトップクラスを誇り、とくにキャベツの生産量は東北一となっています。また、町ではホッケーを町技として普及させ、幅広い年齢層の町民が親しんでおり、オリンピック選手も輩出しています。そして、文化の振興にも力を入れており、30年間行われてきた「岩手町国際石彫シンポジウム」で製作された彫刻作品は、「岩手町彫刻公園」や町内各所に設置されています。

 

岩手町としての移住・定住のモデル・あり方をつくっていく

一方で、都市部への人口流出に歯止めをかけられず、ここ3年間は300人近くの減少が毎年続いており、現在の人口は約14,000人となっています。とくに10代〜30代の人口減少が激しく、産業の担い手不足や地域力の低下の要因となっています。また、岩手町は観光客やビジネス客が少なく、東北新幹線「いわて沼宮内駅」の年間乗降客数は2002年の開業以来、全国でワースト1位。日本で最も乗降客の少ない新幹線駅となっています。

このような状況から、岩手町では、地域力を高める人材確保のため、若い移住者の積極的な受け入れを推進していきます。そのために、「移住定住モデル 第1号」となり、自ら移住を実践しながら、新たな視点や発想による岩手町の魅力発掘、情報発信などの活動に取り組んでいただける地域おこし協力隊を募集します。

「石神の丘美術館」のバレンタインイルミネーション
▲「石神の丘美術館」のバレンタインイルミネーション

高村亮一キャベツ畑
▲町内の「キャベツ畑」

 

『岩手町地域おこし協力隊』募集要項

募集人数

若干名

 

活動内容

(1)魅力発信レポーター
【活動内容】
・岩手町の魅力の発掘、体験
・SNS(Facebook、Twitter、Instagram)などを活用した情報発信
・岩手町と都市部に住む若者の新たな交流が生まれるイベントの企画、実施
・ふるさと納税返礼品の開発、情報発信の支援

【求めている人材】
・岩手町での生活を楽しみながら、町の魅力の発掘、発信に意欲的に取り組むことができる方
・SNSなどの情報発信ツールの効果的な活用ができる方(なお、撮影やデザインなどの経験があると理想的です)
・町民や町内外の関係者と積極的にコミュニケーションを図り、関係性を築くことができる方

 

(2)移住促進コーディネーター
【活動内容】
・移住希望者の相談対応と受入支援体制の構築
・SNSなどを活用した岩手町の移住定住に関する情報発信
・交流イベントや移住体験ツアーなどの企画、実施
・ふるさと納税の情報発信の支援

【求めている人材】
・町内外の関係者と連携、調整をしながら、移住定住の促進に意欲的に取り組むことができる方
・SNSなどの情報発信ツールの効果的な活用ができる方
・町民や町内外の関係者と積極的にコミュニケーションを図り、関係性を築くことができる方

 

募集対象者

・年齢20歳以上40歳以下の方、性別は問いません
・3大都市圏または地方都市等(過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村)に居住していて、委嘱後に岩手町に住民票を異動し居住できる方
・普通自動車運転免許を有し、日常的に普通自動車を運転できる方(AT限定可)
・パソコンの一般的な操作ができる方(ワード、エクセル、パワーポイント、インターネット、メール及び Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS )
・地域おこし協力隊員としての活動期間終了後も岩手町で起業・就業し、定住してもよいと考えている方

 

活動時間、休暇、勤務場所

(1)活動時間
・月曜日から金曜日までの週5日、6時間の勤務(9:00~16:00)
ただし、その日の勤務内容により、上記以外の時間帯を勤務に指定する場合があります。
(2)休暇
・原則、土曜日、日曜日、国民の祝日、12月29日から1月3日までの間としますが、勤務の都合で休日を振り替えることもあります。
・有給休暇は、勤務年数により、下記の日数です。
1年目:採用月に応じて付与(最大12日) 2年目:13日 3年目:15日
・忌引、夏季休暇などの特別休暇があります。
(3)勤務場所
・岩手県岩手郡岩手町内

 

採用形態及び処遇等

(1)身分
非常勤職員の特別職(嘱託員)として雇用
(2)給与・賃金等
月額208,000円
(3)社会保険等
健康保険、厚生年金、雇用保険等に加入
(4)住居
住宅支援として、27,000円を上限に家賃の一部を補助します。算出方法は、一般職員の算出方法と同様となります。
(5)車両
活動に使用する車両については町が貸与します。車両は業務以外での使用も可能ですが、その際のガソリン代は自己負担となります。
(6)副業
任期終了後の定住に向けて、起業の準備などのために協力隊の活動に関連するか、または活動の妨げにならない範囲で、活動時間外の副業は可能ですが、事前に相談してください。

 

雇用期間

雇用期間は、着任日から平成30年3月31日までの1年以内とし、活動などを確認の上、最大3年まで更新できます。

 

応募方法

(1)応募期間
平成29年3月30日(木)~平成29年5月29日(月) 必着
(2)応募方法
応募用紙、活動目標、住民票、普通自動車運転免許の写し(表面と裏面)を郵送
※募集要領・応募用紙・活動目標のフォーマットはこちら(町HPへ遷移します)
(3)選考方法
・書類選考
応募用紙、活動目標の記載内容で書類選考を行いますので、漏れなく記載してください。書類選考結果は、応募者全員に文書で通知します。
・面接審査
書類選考合格者を対象に面接審査を行います。平成29年6月10日(土)〜11日(日)頃の実施を予定していますが、詳細は書類選考結果を通知する際にお知らせします。 なお、面接場所は、岩手町内となります。面接場所までの交通費等の経費は自己負担となります(一部補助を予定)。
・隊員の決定
面接審査の結果は、面接審査対象者全員に文書で通知します。

 

募集説明会

募集にあたり、下記のとおり募集説明会・個別相談会と現地見学・説明ツアーを開催します。
 ※実施詳細、申込方法などはこちら(特集募集サイトへ遷移します)
 ※応募にあたり、参加必須ではありませんが、可能な限り参加をお勧めします。

(1)募集説明会・個別相談会(東京開催)
第1回 平成29年4月21日(金) 19:00~20:30
場所:SHIBAURA HOUSE 1Fリビング
(東京都港区芝浦3-15-4)

第2回 平成29年4月22日(土) 11:00~17:30
場所:移住・交流情報ガーデン 地下1Fスペース
(東京都中央区京橋1丁目1−6越前屋ビル)

第3回 平成29年4月23日(日) 11:00~17:00
場所:移住・交流情報ガーデン 地下1Fスペース
(東京都中央区京橋1丁目1−6越前屋ビル)

(2)募集個別相談会(盛岡開催)
※希望者から事前申込がある場合に、下記の日時から1時間程度で説明をします。
平成29年4月14日(金) 10:00~18:00
4月15日(土) 10:00~18:00
4月16日(日) 10:00~15:00
4月28日(金) 10:00~18:00
4月29日(土) 10:00~18:00
4月30日(日) 10:00~15:00
場所:盛岡市内(詳細は申込後にお知らせします。)

(3)現地見学・説明ツアー
平成29年5月5日(金)14:00 ~ 6日(土)13:00(予定)
場所:岩手町内(最寄新幹線駅「いわて沼宮内」集合)
※説明・見学会までの交通費は、自己負担になります(一部補助有)。

(4)個別説明・問い合わせ対応
上記への参加が難しい場合でも電話、メールなどで可能な範囲で対応しますので、ご希望の方は事前にお問い合わせください。

 

問い合わせ先

〒028-4395 岩手県岩手郡岩手町大字五日市10-44
岩手町役場 企画商工課 ふるさと創生推進室 岩﨑朋之 越戸沢 友樹
電話:0195-62-2111(内219)
E-mail:kikaku@town.iwate.iwate.jp

ココロココ編集部
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ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

人と風土の
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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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