■10:00 逗子駅に集合!
三浦半島の付け根「逗子」。夏休み中の土曜日という事もあり、駅は親子連れや友人たちと楽しそうに話す学生たちで賑わっていました。そんな中、今回のツアーには8名の参者が集まり、早速「三浦半島を巡るツアー」がスタート!
「逗子」駅から徒歩約15分。眼前には海が広がり、多くの海水浴客で賑わっていました。
■10:15 DIY海の家「Seaside Living」で、その始まりのストーリーを聞く
太陽が生まれたハーフマイルビーチ逗子海岸!数多くの「海の家」が並ぶ一角に、普段は建築の設計施工をなりわいとしているクリエイター夫婦・中田さんが運営している海の家 「Seaside Living」があります。
お二人が結婚式を挙げることについて考えた結果、「どこかの式場に大きな金額を払うより、そのお金で自分たちで手作りの式場を作っちゃおう!」と実は元・手作り式場だったという「Seaside Living」の始まりです。
参加者からの「移住に不安はなかったのですか?」という質問に対し、「なんとかなるし、なんとかするんですよー!」という中田さんの笑顔には、移住をし、その場で生きると決めた心の強さを感じました。
次の目的地に行く道中に小さな映画館を発見!
逗子にはおしゃれなスポットがたくさんありました。
本日のツアーコンダクター・遠山ひろしの活動拠点の一つ、野外活動センターこと通称「ヤカツ」。市が所有するこの施設をリノベーションして地域交流の拠点にする、市と市民が協働で再生するプロジェクトが始まろうとしています。緑に囲まれた好立地にある「ヤカツ」はリノベーション完成次第、住めるようになるそうです!
次の目的地の向かう道中、京急「三浦海岸」駅で地元の方が売っていた丸々としたスイカ。収穫したてのため、ずっしりと重い。また、その値段も破格!東京ではなかなかお目にかかることができない、おいしそうなスイカを見て、思わずお土産に購入する強者の参加者さんもいらっしゃいました。
■14:00 荒井恭一さんのコミュニティ・ビルドお宅訪問!
第1回目のイベントにもご登壇いただき、多くの参加者をワクワクさせた、荒井さんのコミュニティ・ビルドのお話。今回、実際に見学に伺い、参加者全員が「素敵なおうちだ~!」と感じる家を包む穏やかな雰囲気、細かなこだわりに感動していました。
玄関は土間、リビングには大きな窓。多くのコミュニティ・ビルド参加者たちと一緒に作った壁は思い出深いものとなっているそうです。屋根の上に登らせていただくと、そこからは東京湾が一望できました!ちなみに、奥に見えるの房総半島だそうです。
■17:00 DIYゲストハウス訪問!
三浦でDIYリノベーションでゲストハウスをつくっている「三浦BASE」を訪問!「人と人、人と自然が繋がる空間を」という想いで、三浦半島の先端に自然体験のBASE(宿)をつくっているみなさん。「ゲストハウスと言っても僕たちは、B&B(朝食付きのお部屋を提供する宿泊施設)でやろうと考えています。部屋も相部屋ではなく、個室にしようと考えています。」という三浦BASE代表の成相さんは、この建物のリノベーションをするまで、DIYに関して経験があったわけではありません。経験者の方から道具の使い方から教えてもらい、日々勉強しながらリノベーションをしているとのことでした。
物件は、築80年越えの日本家屋。昔は遠洋漁業に出港していた漁師さんの下宿として使われていたそうです。遠洋漁業から帰港した船員たちは、陸に戻ってくると夜の三崎を存分に楽しんだそうです。その当時からあるというスナックが、三浦BASEの近くにもありました。
■18:30 地元で活動している人×半島ツアー参加者 懇親会
三崎口にある、うどんの美味しいお店「はるかぜ 」で懇親会を行いました!店主の室越さん夫婦はお店を開店し、近いうちに三崎口へ移住する事を決めています。
ツアー参加者同士で、移住に関する意見を交換したり、三浦半島でもどこが良かったか感想を述べあったりしていました。
地元で活動されている三浦BASEの皆さん、キックオフイベントのゲストである杉本篤彦さんも駆けつけてくださり、実際、三浦半島でどんな暮らしをしているのか、これからどう暮らしたいのかをみんなで話していました。
■21:30 三浦半島を巡るツアー 終了!
快晴に恵まれた1日も無事に終わりました。
半島の付け根から先っちょのまでのグラデーションを強く体感する1日となりました。キラキラと、おしゃれな雰囲気漂う逗子、鳥のさえずりが聞こえる、のんびりした空気が流れる三浦海岸、そして、昭和の時代と新しいものが混ざりあい、これからどのように変わるのか楽しみな三崎口。参加者の皆さんは、三浦半島の中でお気に入りの場所を見つけたようでした。