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2017年6月7日 奈良織恵

リニューアルにあたってご挨拶

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こんにちは、ココロココ編集長の奈良織恵です。

先週、6月1日に、ココロココWEBサイトがリニューアルしましたー(^o^)

久しぶりの大幅デザイン変更で、「記事を見やすく探しやすく」を心掛けたことに加えて、今回一番の変更点は「編集部ブログ」コーナーができたこと。

これまで、イベントなどでみなさんにお会いすることはあったものの、WEBサイトや記事内にはほとんどスタッフが登場しなかったんですが、今後はもっと気軽に記事をアップして、「顔の見える編集部」を目指していきます!

これを企画した頃は、みんな「やろうやろう!」「あんなことも書こうよ!」とノリノリだったのですが、実際にリニューアルしてブログ運用が始まった今、誰も最初の1本を書き始めません。

そう、ココロココ編集部は、今、おかげさまで、これまでにないほどいろいろな地域でお仕事をさせていただき、ありがたいことにとっても忙しいのです!

「やっぱり最初は編集長でしょ」と言われて書き始めた私も、5月の頭から

スペイン → 東京 → 和歌山 → 東京 → 茨城 → 房総 → 岩手 → 長野 → 東京 → 房総 → 東京(イマココ)

という感じで、この1か月は東京を拠点にしつついろいろと動き回っていました。

▲和歌山県古座川町の集落

▲南房総サテライトオフィスの菜園にて


▲岩手県遠野の田植えにて


横浜の住宅街に育ち、両親ともに東京生まれで親戚はみんな首都圏在住。
若い頃は田舎には全く興味もなくて、学生の頃はブラジルばかり行っていた私が、こんな風に、日本全国のいろいろな地域と楽しく関わらせてもらっているというのは、改めて、感慨深いです。

ココロココの前身にあたる「東北に行こう!」というWEBサイトを始めたのが2012年3月。
震災からちょうど1年が経過した頃でした。

父が岩手に移住していたこともあって、震災直後から週末ボランティアに通うようになり、地元の人によくしてもらったり、東北好きの仲間ができたりした中で、「仕事でも東北に関わりたい」と思ったのがきっかけでした。

2011年末頃に、上司(社長)に「東北に取材に行きたい」と伝えたところ、

「今行かなくていつ行くんだ!」

みたいなことを言ってくれて、すぐに賛同してくれたのをよく覚えています。

実際に取材をしてみると、「被災者」かどうかというのは関係なく、人として魅力的な人、面白い活動をしている人が多くて、人に会って話を聞くことで、自分の世界が広がっていくのを感じました。

こちらとしては、最初は「応援したい気持ち」で取材するのですが、いつのまにか、逆に応援されてたり、いろいろ教えてもらったり、美味しいものまで食べさせてもらったり(笑)

これは結局、「助ける側と助けられる側」ではなく「助け合い」「お互いさま」ということなんだなと。

そんなところから「やっぱりココロとココロだよね」となり、「ココロココ」というWEBマガジンは誕生したのでした。


▲「今行かなくていつ行くんだ!」と言ってくれたココロマチ社長。「ココロココ」の名づけ親でもある

今回は、リニューアル後の初回ブログということで、「ココロココ」が始まった頃のことを書きました!次回以降はもっと気楽に、行ったとことか食べたものの話なども書いていきたいと思います。

奈良織恵
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私が紹介しました

奈良織恵

奈良織恵横浜市出身、東京都港区と千葉県南房総市の2拠点生活。 両親とも東京生まれ東京育ちで、全く田舎のない状態で育ったが、父の岩手移住をきっかけに地方に通う楽しさ・豊かさに目覚める。2013年に「ココロココ」をスタートし、編集長に。 地方で面白い活動をする人を取材しつつ、自分自身も2拠点生活の中で新しいライフスタイルを模索中。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む