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開催日:2018.8.3-8.5 , 9.1-9.3

那智の山里・色川地区で暮らし方・生き方を考える「狩猟体験」ツアー 夏キャンプ編を開催!

このイベントは終了しました

田舎で暮らすには鹿と向き合うシカない!夏キャンプ編

小阪の棚田

和歌山県那智勝浦町色川地区は、勝浦の町から車で山道を30分、人口約340人の小さな集落です。地方創生が叫ばれるよりもずっと前、1970年代から移住者を受け入れてきた歴史があり、今では人口の約4割が移住者という側面も持つ土地でもあります。

そんな色川地区で、今課題となっていることのひとつが「獣害」です。鹿や猪といった獣による農作物の被害は、色川に限らず、日本全国の各山間地で大きな問題となっています。そこでNPO法人地域再生ネットワークでは、田舎における獣害の状況を知り、その対策ともなる狩猟を体験できるツアーを企画しました。

獲って、さばいて、食べる――このツアーでは、狩猟の一連の流れを体験し、猟師や先輩移住者など地域住民の暮らしに触れることができます。田舎で暮らしていく上で決して無視する事のできない獣や自然との付き合い方を考える時間は、きっと自分自身と向き合う時間にもなるはずです。

今回は、初めての試みとして、夏に本ツアーを開催します。狩猟期間ではない夏に開催するのは、獣害は年間通じての課題であり、また、夏には夏の村の暮らしがあり、地域のなかに入って体験してもらう本ツアーだからこそ、夏にも行うことに意義があるのではないかと考えたから。夏にしかできない楽しみとして、棚田百選にも選ばれている「小阪の棚田」でのキャンプやジビエバーベキューなどを体験できます。みなさんのご参加をお待ちしています。

イベント概要

・開催日:2018年8月3日(金)~5日(日)
、2018年9月1日(金)~3日(月)
・場所 :和歌山県那智勝浦町小阪地区
小阪の棚田(googlemap)
・参加費:25,000円(学割5,000円引)
・定員 :各日程先着15名まで

・対象者:田舎への移住を検討中の方
、自給自足的な暮らしにシフトしたいと考えている方
、地域づくりを仕事にしたいと考えている方
、獣害の取り組みを知りたい方、狩猟に興味のある方

・講師 : NPO法人地域再生ネットワーク 色川鳥獣害対策部 原 裕
・主催 :NPO法人地域再生ネットワーク

色川の皆さん

タイムスケジュール

【1日目】わな猟を体験、ナイトウォークで獣さがし

14:00 色川地区集合(個別にやりとりし、集合場所を決定、ご連絡します)
・オリエンテーション
・わな猟体験
・座学「獣害の今」
・ナイトウォーク「山里に現れる獣を探してみよう」
・地元のお母さんたちの作ってくれた料理で晩ご飯

村の課題となっている鹿

【2日目】かかった獣をさばいて大BBQ!夜は棚田でキャンプ

・わなの見回り
・解体体験
・集落・農家巡り
・テント設営
・大バーベキュー大会で地元住民と懇親会

みんなでBBQ

【3日目】棚田を眺めながら、農作業や地域のお手伝い

・わなの見回り
・村のお手伝い
・ふりかえり
13:00頃現地解散予定(参加者の帰路により柔軟に対応します)

農作業などお手伝いの様子

その他・注意点

・天候等により、内容を変更する場合があります。
・宿泊先は男女別相部屋となります。二日目はテントでの野外キャンプの予定です。
・食事は共同自炊の予定です。
・詳細、不明点はお気軽にお問い合わせください。

詳細

http://wakayama-irokawa.com/news/news-3535/

お申込・お問い合わせ

メールまたはお電話でお申込ください。

MAIL:info@chiiki-saisei.org
TEL:090-6966-1779(担当:原 9:00〜17:00)

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ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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