「つがーるちゃん」で覚える「つがるブランド」8品目!
市の基幹産業は農業です。南部にそびえる岩木山を源流とする岩木川が作り出した津軽平野は、もともとは不毛の土地だったといいますが、先人たちの努力により開拓が進められ、青森県有数の農業地帯となりました。水稲を中心に果樹や野菜の栽培も盛んです。
それら、市内で生産が盛んなコメ、リンゴ、スイカ、ネギ、トマト、メロン、ゴボウ、ナガイモは「つがるブランド」8品目としての市のPRキャラクターである「つがーるちゃん」にも取り入れられています。
縄文ブームで再注目!?駅に土偶、目が光る?
つがる市のシンボルは、縄文時代を代表する遺跡「亀ヶ岡石器時代遺跡」から出土された「遮光器土偶」(国指定重要文化財)。というのも、現在つがる市には、古代の文化を知るために重要な遺跡が114か所も存在しているのです。
世界文化遺産登録に向けて取組が進められている「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中にも「亀ヶ岡石器時代遺跡」などが選ばれており、また昨今の縄文ブームもあり今後は観光客の増加も期待されています。
つがる市では、市内の中心地にあるJR「木造」駅の駅舎に、「亀ヶ岡石器時代遺跡」から出土された「遮光器土偶」をモチーフにした全長17メートルのモニュメントを制作。
この土偶は「シャコちゃん」として親しまれており、縄文好き界隈では有名なのだとか。
また、たくさんの鳥居が連なる光景やパワースポットとしても知られる「高山稲荷神社」など、歴史を感じるスポットが点在しています。
なだらかな津軽平野での暮らしと文化
つがる市へは、新幹線なら新青森駅、飛行機なら青森空港まで行き、そこから在来線やバス、車でアクセスできます。所要時間は東京から飛行機と在来線で約5時間30分、仙台からは新幹線と在来線を乗り継ぎ4時間30分ほどの距離。
東京や仙台などからは距離がありますが、県内で見れば約35㎞圏内に青森市や弘前市など県内主要都市が立地していますし、もちろんつがる市内に生活施設は揃っており、日常生活に困ることはなさそうです。
四季がはっきりしていることもあり、自然を生かしたアクティビティや光景も魅力の一つ。夏は意外にも気温が高くなるため、日本海側で海水浴などマリンアクティビティが、冬は多雪でスキーやスノーボードが楽しめます。
津軽国定公園を代表する湿原である「ベンセ湿原」は、様々な植物が咲き乱れる花園が見どころの一つです。また「平滝沼公園」は、春には桜が咲く花見スポット、夏にはウインドサーフィンで賑わい、冬にはワカサギ釣りを楽しむ人たちで集う場所になっています。
また、毎年夏、県内のねぶた祭りのトップバッターとして7月に行われる「つがるネブタ祭り」といったイベントも年間を通して行われます。
その中でも、「つがる市馬市まつり」は、東北三大馬市にも数えられるほど賑わったという農耕馬のせり市を発端とし始まったお祭りです。
毎年8月下旬に行われ、馬ねぶたが町を練り歩くパレードが特徴的。最終日の夜には、新田開発のために尽力した馬たちの霊を弔う意味で、馬ねぶたに火を放つ「新田火まつり」が行われ、最高潮を迎えます。
移住・子育てをサポート
つがる市では、人口減少対策の必要性から、中学3年生までの医療費、インフルエンザ予防接種が無料、また第2子以降は子ども園等の施設料無償化に取り組むなど、子育て支援策の充実を図っています。
また、移住世帯のマイホーム取得を支援するため、取得費用の一部を補助する制度、子育て世帯のための賃貸住宅の家賃の一部を補助する制度といった住まいの支援、起業や就農などの仕事に関するサポートにも力を入れています。
地域おこし協力隊を募集中
そんなつがる市では「つがるブランド」の継承に取り組む地域おこし協力隊を募集中です。
地域で受け継がれている農産物の生産、そして郷土料理といった食文化の継承や開発などをミッションに活動します。まずは詳細をチェックしてみてくださいね。