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2016年4月26日 ココロココ編集部

【地域おこし協力隊希望者必見!】花巻市をオススメする3つの理由と募集職種をご紹介!

花巻市では、現在「イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム(地域おこし協力隊)」1期生が活躍しています。そして2016年4月より、2期生の募集を開始しました。募集する業務としては5つの職種があげられています。

※現在の募集要項 → https://cocolococo.jp/9131

しかし、暖かくなってきた4月のある日、2期生の募集ページを見た1期生の鈴木寛太さんからこんな意見が…。

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1期生・鈴木さん「今年のイーハトーブ地域おこしプロジェクトチームの募集内容見たんですけど、僕ら1期生の募集要項に比べると分かり難くないですか?具体的に何をするのかイメージがつかないっす。」

※昨年度の募集要項 → https://cocolococo.jp/3510

募集要項を取りまとめていたのは定住促進係長の高橋信一郎さん。

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定住促進係・高橋さん「ごめん、ごめん!この募集要項だと分かりにくいのか…。」

1期生・鈴木さん「もっと具体的でわかりやすい募集テーマを明示したほうがいいですよ!」

定住促進係・高橋さん「そうだね!各受け入れ担当者たちから、もっとわかりやすい募集要項を出してもらおう!」

活動中の1期生からの声も受け、花巻市の各受け入れ担当課の皆さんが、募集内容の検討を何度も行った結果、ついに!「わかりやすい」募集内容がまとまりました!!

 

イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム2期生 「わかりやすい」募集内容!

 

【募集職種1】シティプロモーションプロデューサー・デザイナー:2名

秘書政策課で募集する「シティプロモーションプロデューサー」の仕事は、花巻を首都圏に売り込む活動をデザインすること。外からの視点や考え方を使い、花巻の魅力を発信し、移住先としての認知度向上を目指します。デザインや動画編集、企画ディレクションなど、プロモーション活動に使えそうなスキルを持つ方が歓迎されそうです。

[活動内容]
●花巻の魅力の際整理を市民参加型ワークショップ等を通じて行う。
●様々な媒体・手法で花巻市のプロモーション活動を行う。
●首都圏等で、花巻市のPRイベントなどを開催する。

担当の花巻市役所秘書政策課の吉田さん。花巻の「イイトコロ」を一緒に伝えていく同志を募集中です。

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【募集職種2】アグリプロジェクトコーディネーター:1名

農政課では「アグリプロジェクトコーディネーター」を募集中。市内の農業従事者、農業関連の事業者さんと一緒に、農政課が関わる様々なアグリプロジェクトを企画立案し、実行していく人材が求められています。コーディネーターとは、いろいろな要素を統合したり調整したりして、一つにまとめ上げる人のこと。とても面白そうな仕事です。

[活動内容]
●「はなまき朝ごはんプロジェクト」「農業女子プロジェクト」など、
 各アグリプロジェクトの推進サポートを行う(イベント開催、商品開発など)。
●農業体験ツアーなどの企画立案等を行う。
●女性農家などの活躍環境整備や花巻市の農業の魅力発信。

農政課は、全国的にも有名な地域農協「JA花巻」の敷地内にあります。農業愛溢れる職員の皆さんが日々奮闘中です。

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【募集職種3】森林支援員(将来は森林施業プランナー):1名

大迫地区にある大迫総合支所では、「大迫型自伐林業」の仕組みを考え、様々な林業企画を仕掛けていく森林支援員を募集しています。林業に関する資格の取得や研修環境も整っていますので、林業で地域おこしをしていきたい方にはピッタリの職種です。

[活動内容]
●大迫地域の森林調査(所有者さんへの調査・分析)。
●「はやちね木こり隊」結成と運用。
●小・中・高校生向けの林業体験研修などの企画運営。

大迫総合支所は特にアットホームで毎日笑い声が絶えない職場だそうです。エントリー希望の方へのメッセージを書いていただいたのですが、テーマが壮大です(笑)

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【募集職種4】果樹特化型アグリコーディネーター:1名

東和地区の東和総合支所では、地域密着で活動する「果樹特化型アグリコーディネーター」を募集中。特に、力を入れているリンゴ、西洋ナシ、ブドウの3品目について、栽培技術の継承や栽培農家のサポートから実際に育ててみるところまでが担当。果樹栽培や果樹を使ったプロジェクト立案等に興味のある方は、チャレンジし甲斐のある職種です。

[活動内容]
●東和地区内で栽培されている果樹の調査。
●果樹を使用した企画やプロジェクトの立案・実行。
●果樹栽培が可能な農地の調査と活用方法の検討。

東和地区はもともと移住者で新規就農する方も多く、農家のネットワークも広いです。果樹栽培で尖がっていきたい方は、万全のサポートのもとで活動を行うことができます。

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「イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム」がオススメな3つの理由。

最後の最後になりましたが、この「イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム」がオススメな3つの理由をご紹介します。

(1)1日6時間勤務で副業OK!地方の暮らしを自らクリエイトできる!
花巻市の「イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム(地域おこし協力隊)」は、1日6時間勤務が5日間で副業も可能です。毎月の賃金は173,000円ですが、地域で新しい生業や小商いにチャレンジできるなど、自分次第で地方での暮らしをデザインしていくことができます。

(2)行政なのにすごく柔軟な運用!他市町村には無い独自制度。
ここに挙げた募集職種や業務はあくまで1年目のこと。地域おこし協力隊制度は、1年後とに契約が更新できるので、市役所と本人との相談次第では、業務内容や勤務日時などの調整を行うことも可能です。また、貸与される車はいつでも使って大丈夫です。他の市町村でありがちな、「貸与する公用車以外に、プライベート用の車の持ち込みを推奨」みたいなめんどくさいことはありません!

(3)サポート体制が万全!協力隊で起こりがちな「失敗」を事前に回避!
花巻市では外部専門家などによる研修や職員のフォローも手厚く、活動時の課題や悩みの解消に向けたサポートがしっかりしています。

花巻市定住促進係の高橋信一郎さんからも、エントリー希望の方へメッセージを伺いました。

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高橋さんは、「イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム」全体をサポートする担当者。

現在活動中の1期生は、普段から高橋さんと密に連絡を取り合っているためか、とても距離感が近く、本音で語り合える様子でした。不安な点がいつでも相談できる環境が準備されており、安心して活動に取り組めそうです。

花巻市でどのような活動を誰とするのか、受け入れ担当者の顔も見えたことでイメージできましたか?

しかし、移住して地域おこし活動に従事する、と考えるとまだまだ不安はあると思います。不安をできるだけ取り除いてもらいたいという想いから、受け入れ担当者と直接話せるイベントを開催します!ぜひ、お気軽にご参加ください!

 

花巻市のこれまでの動きや1期生の活動事例を見る

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ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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