新しい和歌山のムーブメントにMeet Up!
今回で4回目となる、MeetUp和歌山#4のテーマは「和歌山発 まちづくり・コトづくり・ひとづくり」。しなやかに地域に関わり、キラリと輝くまちづくり、コトづくり、ひとづくりを進めているゲストの方をお呼びして、トークセッション&交流ラウンドテーブルを開催しました。
会場は、東京・有楽町の東京交通会館内にある「ふるさと回帰支援センター」。今回は、移住したい場所ややってみたい事はあるものの、移住までの具体的な計画をどう立てたら良いのか迷っている方や、テーマに惹かれてイベントに参加されたという方が多く、移住のヒントを見つけに来られたようです。
和歌山を盛り上げる3人のゲストトーク
今回のゲストはこちらの3人です。どのように地域に関わり、まちづくり、コトづくり、ひとづくりを進めているのかをお話してくださいました。
トークゲスト1人目は後呂(うしろ)孝哉さん。新宮市で泊まれる私設図書館「Youth Library えんがわ」の番頭をされています。地域で頑張る若者を全力で応援していきたいとお話しして下さいました。
◆後呂 孝哉 さん / Youth Library えんがわ番頭(新宮市)
1989年和歌山県新宮市生まれ。ユースの学びを全力で応援する、泊まれる私設図書館「Youth Library えんがわ」番頭。高校生向け自習室、ゲストハウス等を運営している。東京の大学を卒業後、就職した会社の配属で栃木県宇都宮市へ。シェアハウスに住み、「世界一長いそうめん流し」など地域を巻き込んだイベントを主催。その後、新宮市へUターンし、えんがわ番頭/イベント企画をしながら地域資源を活用した事業を準備中。
トークゲスト2人目は井上信太郎さん。湯浅町で実家である善兵衛農園の七代目として日々農業に励まれています。善兵衛農園でみかんづくりを通して、人と人が繋がる農業を目指しているとお話しして下さいました。
◆井上 信太郎 さん /善兵衛農園七代目(湯浅町)
1991年和歌山県湯浅町生まれ。和歌山大学観光学部卒業という和歌山県内で育った生粋の和歌山人。北は北海道、南は沖縄までたくさんの人達と出会いみかんの魅力に気づく。和歌山県田辺市にある都市農村交流施設「秋津野ガルテン」にて2年間の農業・グリーンツーリズムの研修を修了。みかんづくりを通して人と人が繋がる農業を目指す。現在は湯浅町に帰り、実家である「善兵衛農園」の七代目として日々農業奮闘中。
トークゲスト3人目は小川貴央さん。和歌山県で初めての民間自立型まちづくり会社として株式会社sasquatchを設立し代表取締役を務められています。芸術祭や映画祭など様々な事業を通しての地域とのかかわり方についてお話しして下さいました。
◆小川 貴央 さん /株式会社sasquatch 代表取締役(和歌山市)
1975年和歌山県湯浅町生まれ。和歌山県で初めての民間自立型まちづくり会社として「株式会社sasquatch」を設立。様々な人が行き交う新しい事業やライフスタイルが生まれるまちづくりの活動として、芸術祭WAKAYAMA SALONE、Kisssh-Kissssssh映画祭、オルタナティブスペース田島漆工場、リノベーション複合施設「ニシノタナノ.Bldg」等を手がける。メディアアート・現代アート活動、コミュニティ難民、ゲーマーとして日々を送っている。
参加者の皆さんからは、様々な視点から地域との関わり方を知ることができて良かったとの声を頂きました。
和歌山おやつをほおばりながら交流会
ゲストトーク後は3つのテーブルに分かれ、和歌山県のおやつを食べながら交流会を行いました。和歌山出身者が移住希望者に和歌山の暮らしやすさをアピールする一面も。
交流会の際に用意したおやつは、
・Coffee stand 納屋のコーヒー
・干し柿
・梅干し
・ドライミカン
・じゃばらマフィン
どれも和歌山県ゆかりのものです。
さらに、ゲストの井上さんが善兵衛農園のみかんも運んできてくださいました。(なんと和歌山から軽トラで!)
とても鮮やかなオレンジ!お子さんも美味しいと笑顔になっていました。
ゲストの方と直接お話しすることで、さらにリアルな今の和歌山を教えていただきました。垣根なくじっくりと交流できたことで、移住に対しての疑問や不安が解消され、移住の後押しになったのではないでしょうか。