まずは、僕のプロフィールをざっくりご紹介します。
性別:男
年齢:30歳手前
年収:某転職サイトの平均年収ランキングを見たところザ・平均ということがわかりました。
未既婚:既婚
居住:東京の下町(夜中によくパトカーがきます)
資産:家は賃貸。マンション投資も株もビットコインもやっていません。
もしこんな普通オブ普通サラリーマンの僕が無事移住を実現できたら、それは世の平均的男性にとって移住は難しくない!という証明になるのではないでしょうか。
それではさっそく、移住に必要なステップごとに考えていきます。
移住後の仕事を考える
いかに最高な物件が見つかろうと、移住先の人たち仏のように優しかろうと、無職になってしまっては生きていけません。
そこで、ココロココでもゆかりの深い千葉県館山で実際に仕事探しをしてみることにしました!まずは検索エンジンに「館山 正社員 求人」と打ってみます。
う~ん、福祉や医療系の専門職や現場仕事などのいわゆるガテン系が多いですね。
せっかく移住するからには農業や漁業をやりたい!という方やちょうど就きたい仕事の求人がある方には問題なさそうですが、ずっとパソコンと向かい合ってきた僕はやはり今までの経験を活かしてIT系やものづくり系の仕事を見つけたいです。
これは困った。さっそく壁にぶちあたりました。
頭をかかえながら弊社社員にこのことを相談すると、「転職しないでリモートワークで働けばいいじゃん」との返答が。
リモートワークか…なるほど。試しに地方ではなく都内でリモートワーク可の求人を探してみると、最近の働き方改革の影響からか意外と募集があることがわかりました。
ココロココ編集部としては、本当は移住先でビジネスを立ち上げたり農業を盛り上げたりして経済をぶんまわしたい所存なのですが、移住先でどんな仕事をしたいかによってはリモートワークで収入を得るのもアリかもしれませんね。
参考までにココロココのリモートワークに関する記事はこちら
移住先で住む家を探す
次に、家を探します!人によっては、移住に一番重要なのは「家」だ、と考える方も多いようですよ。そこで気になるのが”予算”的な話。
さっそく地価比較サイトをチェックしてみると都心とのギャップに驚愕しました。例えば同じ関東でも千葉県の山の方にいくと土地がめちゃめちゃ安いです。半分以下、いや、四分の一くらいです。先日住宅展示場で接客してくれたスタッフの方が「千葉は夢が叶う場所」と称していたのもこれで納得しました。
そして、土地の価格ももちろん大事なのですが、一番大事なのは移住の目的に適した環境か?というところですよね。過去記事の「あなたにとって移住とは?目的と場所を考える」でも触れていますが、「移る目的」と「住みたい場所」の組み合わせが「移住」です!
退勤即サーフィンの生活を送りたい人は海の近くで家を探すべきだし、小鳥のさえずりで起床したい人は里山のログハウスとかが良いかもしれません。
このあたりを忘れずに家探しをしたいですね。
移住先の人間関係を考える
実は田舎の中の田舎みたいな土地でまわりに溶け込めるかが少し心配です。
家に帰ったら知らない人が勝手に洗濯物をとりこんでいた、という田舎あるあるもよく聞きますが、僕が住む足立区でそんなことがあればすぐパトカーがきてしまうので移住するならある程度マインドの切り替えが必要かもしれません。
移住の失敗、その原因は何?にも書いていますが「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるように先住の方々と仲良くしてうまくやっていきたいですね。
自治体によっては「おためし移住」制度を設けているところもあるらしいので、勢いで移住して失敗する前におためし滞在で地域の風土を感じておきたいところです。
参考:南房総のお試し施設いろいろ
結論
さて、仕事探し、家探しなど移住に対して本気で考えてみてわかったことは、どんなにリサーチしても移住してみないとわからないことが多い!という本末転倒な結論に至りました。はっきりしてなくてすみません…
ココロココ編集長の奈良が以前書いた記事に「移住の失敗」ってなんだ?というものがあります。いままで僕にとって移住は「憧れの生活を叶える手段」というイメージだったのですが、実はそこまで大げさなものではなくて、引っ越し感覚でもいいし、決して終の棲家にしなくてはいけないワケではないのです。失敗ってなんだ!
ということで、まずは物件探しからコツコツ進めていこうと思います。
移住について本気で考えたい方に役立つ→移住・交流ノウハウ