記事検索
HOME > ライフスタイル >
2016年1月21日 及川結

原村 星空のイルミネーション2015〜星降る里の灯りと光〜レポート

八ヶ岳の麓、標高1300mに位置する長野県諏訪郡原村。原村では30年以上前から、クリスマスの時期に「星空のイルミネーション」を開催してきました。「星降る里」として知られている原村。満天の星空の下、イルミネーションと人々の笑顔が暖かい冬のイベントでした。
会場となったのは、原村ペンションビレッジ。1970年代に誕生したペンションが立ち並ぶエリアです。原村住民の有志が30年以上に渡って続けてきた「星空のイルミネーション」の魅力をご紹介します!

暗闇に輝く光のオブジェ

illumi_

星空のイルミネーションの会場は標高1300mの林の中。真冬の暗闇にイルミネーションとテントの灯りが際立って輝いています。光のブランコやトンネル等、楽しい工夫もたくさん!子どもたちがうれしそうに遊んでいました。

illumi_

illumi_

illumi_

illumi_

テントの中でぬくぬく楽しむ冬のマルシェ・星空市

illumi_

星空のイルミネーションの期間、クリスマス前の毎週土曜日には「星空市」が開かれます。暖かいテントの中、八ヶ岳山麓のお店の食べ物や雑貨、絵本を楽しむことができます。

illumi_

illumi_

illumi_

illumi_

マルシェの傍では、毎週異なるワークショップが開催されていました。 こちらはフェルトボールのクリスマスオーナメント作り。

illumi_

こちらはオルゴール作り。

illumi_

他の週には、木のクラフト、ウッドサンタ作り、クリスマスリース作り、クリスマスキャンドル作りが開催されました。

ドラム缶のたき火で焼きマシュマロ

illumi_

テントの外では、ドラム缶のたき火を囲んで焼きマシュマロをいただきました。外はこんがり、中はとろとろの焼きマシュマロに、子どもはもちろん、大人も盛り上がります。マシュマロのおかわり自由と聞き、大人気なくも何度もおかわりしてしまいました。

満天の星空

illumi_

「星降る里」原村。冬は星が一番きれいに見える季節です。澄み切った冬の空に満天の星。まさに天然のイルミネーションです。

illumi_

illumi_

星空ベッド。アプリで星座を見ながら星空鑑賞。

実行委員の皆さんも楽しそう!

illumi_

星空のイルミネーションは、原村住民の有志による実行委員会によって運営されています。実行委員の方に星空のイルミネーションの魅力を伺ったところ、「とにかく、私が楽しいってことね!」と答えられました。他の方からも、「その通り!」と賛同の声。「来年はピザを焼いたらどう?」「クリスマスだから七面鳥の丸焼きはできないかな?」と来年に向けて、楽しいアイディアもたくさんお持ちの様子でした。実行委員の皆さんのワクワクが、イベント全体に伝播しているように感じました。

外気温1度、真冬の屋外のイベントに、なぜ人が集まるのか。冬ならではの楽しみと、そこに集まる笑顔が要因ではないでしょうか。2015年の星空のイルミネーションの様子は、facebookページ見ることができます。来年も開催されるとのことですので、お楽しみに!

【お問合せ】

原村 星空のイルミネーション2015
Facebook: https://www.facebook.com/hoshizoraillumination/?fref=ts

及川結
記事一覧へ
私が紹介しました

及川結

及川結長野県出身。ライター。 10歳から東京。2014年に再び信州へ。 八ヶ岳の山麓で、のびのび・わくわくと人生を満喫しています。 八ヶ岳・諏訪界隈の面白いヒト・コトを紹介していきます。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む