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募集期間:2017.10.26 - 12.08
募集終了

町の新たな動きを創る~「紫波タウンイノベーターズ(地域おこし協力隊)」第2期メンバー募集~

岩手県の中心部に位置する紫波町(しわちょう)。近年、地方創生の成功事例として全国から脚光を浴びる「オガール」は多くの人たちで賑わっています。

「南部杜氏発祥の地」として、古くから日本酒の製造が盛んに行われてきました。また、ブドウの生産量は県内一を誇り、若手農業者の活動やワイン造りも盛んです。

町では現在2名が紫波タウンイノベーターズ(紫波町地域おこし協力隊)として活動しています。
今後、隊員自身が若者の移住定住を促進する起爆剤となり、町に新たな人の流れを生み出すことを加速させるため、新たに紫波タウンイノベーターズ(第2期メンバー)を募集します。

紫波町ってどんなところ?

紫波町は人口約33,000人。岩手県の中央部にあり、町の中央を流れる北上川によって育まれた北上平野の肥沃な土壌で古くから米作りが行われてきました。米を原材料とした日本酒作りも盛んに行われ「南部杜氏発祥の地」として、今でも4つの酒蔵が日本酒の製造を行っています。

紫波の風景▲町の中央に北上川、東西に田畑と山が広がる紫波

また、地方創生の成功事例として全国から脚光を浴びる「オガール」には図書館、産直、飲食店など様々な店舗が軒を連ね、多くの人たちで賑わっています。
古き良き文化を受け継ぎながらまちの新たな歴史を築いています。

オガール▲公民連携の施設として注目を集める「オガール」

「欲しい暮らしは自分で作ろう」

紫波町では、地域の将来を担う人材を確保・育成するため、若者の移住定住促進に力を入れ始めました。その一環として、「地方で面白いことにチャレンジしたい」「地元に戻って地域に貢献したい」というやる気のある若者を紫波タウンイノベーターズ(紫波町地域おこし協力隊)として呼び込み、地域住民や関係機関と連携しながらまちぐるみで活動を展開しています。

紫波町は想いを持った人が集まる、「想いを形にできる町」です。そして、想いを持った人たちだからこそ、想いを持った仲間を「同志」として迎え入れ、全力で応援し、互いに切磋琢磨します。

今回は2つのテーマでビジネス展開を目指す人を募集

紫波町の地域資源を活用しながらご自身の夢の実現と社会課題の解決に取り組む「ソーシャルベンチャー」を目指している方や、地域の既成概念に捉われない「コミュニティビジネス」の立ち上げを目指している方を求めており、現在2名が「UIJターンコーディネーター(移住定住促進)」、「タウンイノベーター(リノベーションまちづくり推進)」として活動しています。

現協力隊▲協力隊として活動する石澤さん(写真左)と平さん(写真中央)

ご自身の将来の夢や人生の目標に向けた活動を最大限尊重することを前提に、「アウトドア」「食と農」の2つのテーマに取り組んでいただく第2期メンバーを募集します。

紫波タウンイノベーターズ(地域おこし協力隊)募集要項

募集人数

2名

募集する活動テーマ

1.アウトドアビジネスプランナー(アウトドア産業推進担当)
現在、町内にはアウトドアスポーツ専門店(平成28年12月オープン、クライミングウォール併設)や国産キャンプ用品専門店(平成29年4月オープン)が営業しており、アウトドア愛好者の新たなコミュニティが形成されています。
また、紫波町は「自転車のまち」としても知られており、トラック用の自転車競技場だけでなく、自然の中を駆け抜けるロードレースコースも整備され、定期的に大きな大会が開催されるなど、とても自転車に馴染みの深い町となっています。
さらに、今後は、岩手県内でも数少ない「雪山登山を楽しめる山」として人気を集めている「東根山(あずまねさん)」を活用し、トレイルランニングやトレッキングなどの新たなアウトドア事業の創出を目指しているところです。
紫波町の豊富な自然資源とアウトドアコンテンツを活用しながら、紫波町をフィールドに新たなアウトドア事業を創出していただける方を募集します。

ゲスト▲町内でアウトドアショップを運営する工藤さん(写真左)と上野さん(写真右)

2.ローカルフードコーディネーター(食と農の魅力化担当)
上述のとおり、紫波町の基幹産業は農業であり、食料自給率は170%を超えています。生産されているのは、水稲(米)、小麦、蕎麦、野菜、果樹、畜産と多種多様であり、その選択肢の多さも影響して近年では若手の新規就農者が増えつつあります。その若手農家が中心となって企画・運営されているマルシェも定期的に開催され、町内農産物のPR及び消費者と生産者の交流の場となっています。
また、紫波町は「南部杜氏発祥の地」として知られており、小さな町にも関わらず造り酒屋が4蔵存在するほか、町内産ブドウのみを使用したワインの生産も10年以上前から行われており、「酒と発酵」の文化が古くから根付いています。
紫波町では、現在「リノベーションまちづくり」を進めており、空き店舗を活用した起業が増え始めています。行政や関係機関と連携し、リノベーションの手法により町内に食の拠点を整備しながら、魅力ある農産物に光をあて既成概念に捉われない新たな食の事業を創出していただける人材を募集します。

はちすずめ菓子店▲空き店舗をリノベーションし、自分のお店を構えた「はちすずめ菓子店」の阿部さん

募集対象者

・平成30年4月1日現在、年齢が20歳以上概ね40歳未満の方(性別は問いません)
・応募時に3大都市圏または政令指定都市などに居住していて、委嘱後に住民票を紫波町に異動し居住できる方 ※住所に関する要件が複雑ですので事前にお問い合わせください。
・心身が健康で、かつ、地域協力活動に意欲と情熱を持っている方
・普通自動車運転免許を取得している方(AT限定可)
・パソコンを日常的に使用していて、一般的な操作(ワード、エクセル、パワーポイント、メール及びSNS等)ができる方

活動時間、休暇、勤務場所

1.活動時間
・基本週5日9:00~16:00(6時間勤務)
2.休暇
・有給休暇、特別休暇、忌引休暇あり
3.勤務場所
・紫波町役場または町内

採用形態及び処遇等

1.採用形態
紫波町の非常勤嘱託員(特別職) ※事前相談により副業が可能
2.報酬
月額170,000円(ここから社会保険料の自己負担分が差し引かれます)
3.社会保険等
健康保険、厚生年金、雇用保険に加入
4.車両
町で車を用意(業務以外の利用による場合のガソリン代は自己負担)
5.住居
住居費は50,000円を上限に補助

採用期間

平成30年4月1日から平成33年3月31日までの最長3年間
ただし、活動の成果等を勘案した上での年度更新

応募方法

1.受付期間
・平成29年11月30日(木) 仮エントリー締切(募集特設サイトでの申込受付)
・平成29年12月8日(金) 本エントリー締切(募集特設サイトでの申込受付)

2.提出書類(本エントリー時)
・応募用紙(様式1)※仮エントリー後、メールで送付します
・活動目標(様式2)※仮エントリー後、メールで送付します
・住民票の写し(本籍記載のあるもの)
・普通自動車運転免許の写し(表面と裏面)

3.選考方法
・第1次選考
書類選考により行います。結果は、応募用紙に記載の住所に文書で通知します。
・現地キャンプ
第1次選考合格者を対象に、紫波町での現地キャンプ(フィールドワーク及びインタビュー)を行い、各自のビジネスプランのブラッシュアップを行います。日程は平成30年1月7日(日)~8日(月・祝)を予定しています。
・最終選考
ビジネスプランコンテスト方式により、プレゼンテーション審査を行います。併せて、面接試験も行います。日程は平成30年1月27日(土)を予定しています。

問い合わせ先

紫波町役場 企画総務部 企画課 総合政策室(担当:須川)
〒028-3392
岩手県紫波郡紫波町紫波中央駅前二丁目3番地1
TEL:019-672-2111(内線2311) FAX:019-672-2311
MAIL:shiwa.info@gmail.com

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ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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