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募集期間:2016.6.15 - 8.10
募集終了

町を「これから」につなぐ~住田町ローカルコーディネーターチーム(地域おこし協力隊)4名募集開始!~

住田町は岩手県の県南部にある人口およそ5,900人の小さな町です。総面積の約90%が森林で、その豊富な資源を活かした木造役場庁舎、町営住宅の建築、木質バイオマスエネルギー、木育などの事業に取り組んでいます。

町の新たな取り組みとして、各地域が主体となった町づくりを推進するため、「小さな拠点づくり」を開始しました。今回、各地域の「小さな拠点づくり」を推進していくローカルコーディネーターチーム(地域おこし協力隊)を募集します。

住田町ってどんなところ?

岩手県住田町の人口は約5,900人。岩手県の南東部にあり、肥沃な北上高地の南端に位置する町です。東に県立自然公園「五葉山」、西に宮沢賢治の童話「風の又三郎」の舞台となった「種山ケ原」を望み、町の中央には、アユやヤマメなど淡水魚の宝庫として知られる清流「気仙川」が流れるなど、豊かな水と緑に囲まれた農山村地域です。

面積の90%が森林で、近年は、その豊富な資源を活かした木造役場庁舎、町営住宅の建築、木質バイオマスエネルギー、木育などの事業に取り組んでいます。

sumita▲森林・林業日本一をめざす街のシンボルとして木材をふんだんに使った住田町役場新庁舎

 

町を「これから」につなぐコーディネーターを募集します

地域資源は数多くありますが、急速な人口減少、高齢化により、活用する人材と仕組みづくりが足りていません。このままでは地域・地区ごとの維持すらも難しくなってきます。

そこで住田町では各地域が主体となって町づくりを推進するため、「小さな拠点づくり」という取り組みを始めました。「小さな拠点づくり」とは、住民自治のための集落の生産・交流活動を支える「住民協働」の仕組みをつくること。これから力を入れていく、新たな町の仕組みづくりには町外でさまざまな経験をしている若手人財の力が必要です。

今回は、住田町内の4つの地域で活動しながら、地域資源の活用、交流人口の拡大、集落の維持・活性化、コミュニティビジネスの構築などの「小さな拠点づくり」を推進していくローカルコーディネーターチーム(地域おこし協力隊)を募集します。

魅力的な募集内容としては、
・活動時間を柔軟に調整可能。副業がOK
・住田町が住宅、車を用意
・3歳児以上は保育料が無料。高校を卒業するまで医療費も無料
などがあります。子どもがいる方でも安心して応募できそうな内容です。

地域資源を活かした「小さな拠点づくり」にチャレンジしてみたい方、住田町が気になった方、要チェックです!

 

住田町ローカルコーディネーターチーム(地域おこし協力隊)募集要項

募集人数

4名(大股地区1名、下有住地区1名、上有住地区1名、五葉地区1名)

 

活動内容

(1)交流人口拡大コーディネーター(大股地区)
【活動内容】
・木造校舎を活用したプロジェクト、イベントやツアー等ソフト面での企画立案、実行
・住田町(大股地区)を体験できる企画立案、運営

木造校舎(地区公民館)や自然の資源、歴史を活かし、町内外問わず交流できる場づくりが求められています。大股地区や住田町の魅力を体感してもらうことで、交流人口の拡大を目指す職種です。


(2)遊休農地活用コーディネーター(下有住地区)
【活動内容】
・遊休農地を活用したプロジェクト、イベントやツアー等の企画立案、実行
・コミュニティビジネスにつながる、遊休農地利活用モデルの構築、実証

下有住地区にある遊休農地の利活用モデルを構築するだけでなく、実証まで行います。また、都市部からの農業体験希望者、新規就農者の受け入れ事業を構築することで、コミュニティビジネスにつなげることを期待されています。


(3)地域資源プロモーター(上有住地区)
【活動内容】
・地域資源(景観、観光名所、特産品など)の掘り起し、情報発信
・地域資源を活用した企画立案、実行(商品開発、サービス・コンテンツなど)

上有住地区に眠っている地域資源や魅力をソトの目線で発掘し、町外へ売り込んでいく職種です。プロモーションを通じて、住民の地域に対する意識向上と自己肯定感を高め、さらなる情報発信力へとつなげていくところまで求められています。


(4)観光資源プランナー(五葉地区)
【活動内容】
・地区の地域資源を活用した、観光客増加向けの企画立案、実行
・滝観洞の楽しみ方再発見(企画)による五葉の魅力体験ツアーの企画立案、運営

滝観洞をはじめとした観光資源の背景や歴史を活かした、観光客増加につながる企画立案を行います。現在の観光イベントへのサポートや提案を経験しつつ、ゆくゆくは自らツアーを運営することを期待されています。


(5)共通事項
・任期後に事業面、体制面、資金面で持続可能を目指した活動
・外部人材(民間組織や移住希望者、ボランティア等)と連携した活動の実施
・SNSやホームページによる地域活動の情報発信
・お祭りや行事、共同作業などの地域コミュニティ活動への参加
・その他、地域活性化に関する活動

※(1)から(4)の活動から1つの業務に従事し、共通業務として(5)の活動を行うこととなります。
 また、(1)から(4)の業務について、相互に業務補助を行う場合があります。

 

募集対象者

・応募時点で20歳以上45歳未満(性別は問いません)
・三大都市圏または地方都市等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)に
 居住し、着任後は住田町に住民票を写し居住できる方(詳細は募集要項をご確認ください)
・普通自動車運転免許を取得されている方(AT限定可)
・パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント、メールなど)の操作ができる方
・地域の活性化に強い情熱があり、心身共に健康である方

 

活動時間、休暇、勤務場所

(1)活動時間
・週29時間、週4または週5勤務の活動時間
・原則、8時30分~17時15分(休憩12時~13時)の間での活動時間となりますが、
 活動内容により、時間の変更が可能
(2)休暇
・有給休暇、特別休暇、忌引休暇あり
(3)勤務場所
・各地区公民館または町内

 

採用形態及び処遇等

(1)身分
・住田町の非常勤特別職(嘱託職員)
(2)給与・賃金等
・月額250,000円(社会保険料の本人負担分等が控除されます)
(3)社会保険等
・健康保険、厚生年金、雇用保険に加入
(4)車両
・町で車を用意(業務以外の利用による場合のガソリン代は自己負担)
(5)住居
・町で用意(木造仮設住宅の予定。間取りは2DK、お風呂・トイレ別、家電はエアコン付き)
・木造仮設住宅の家賃は月1万円で、自己負担(引っ越しに係る経費、水道光熱費は全額自己負担)
(6)その他
・副業が可能。ただし、本業務に支障のない範囲、任期後の定住も見据え、必要と判断される
 業務を可。副業を行う場合は、事前に許可が必要
・活動に必要なパソコン、消耗品、事務用品、研修参加費、ガソリン代などの経費については、
 予算の範囲内で町が負担
・小さいお子さんがいる場合:町内には保育園が2つあり、3歳児以上クラスは全員入所が可能で
 保育料は無料。また、高校を卒業するまでは医療費が無料
・任期後、町内で起業する際は奨励金が支給(最長5年、年間150万円)

 

採用期間

平成28年10月1日から平成31年9月30日までの最長3年間(年度更新)
(最も早い活動開始日が10月1日であり、個別の事情に応じ対応可能)

 

応募方法

(1)応募期間
平成28年6月15日(水)から平成28年8月10日(水)まで
(2)提出書類
応募用紙、住民票の写し、運転免許証のコピー
応募用紙をダウンロードする
(3)選考方法
・第1次選考:書類選考により行います。結果は、応募用紙に記載の住所に文書で通知します。
・第2次選考:第1次選考合格者を対象に住田町役場で面接を行います。
       日時は8月20日(土)を予定しています。

 

問い合わせ先

〒029-2396 岩手県気仙郡住田町世田米字川向88番地1
住田町企画財政課政策推進係「地域おこし協力隊員」担当宛
TEL:0192-46-2111または46-2114
FAX:0192-46-3515
Mail:kizai@town.sumita.iwate.jp

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ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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