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開催日:2016.5.4 - 5.5

歴史×現在×アート=まちの未来「津島つむぎまちアート化計画」

このイベントは終了しました

みなさん、愛知県津島市をご存知でしょうか。ぼくは空き家を求めて、何千何万とある町のなか、偶然に出会い、魅力を感じて通うようになりました。

歴史×現在×アート=まちの未来「津島つむぎまちアート化計画」

津島市は、愛知県西部、三重県と岐阜県にほど近く、織田信長の時代、尾張でもっとも栄えた町として知られ、江戸時代には津島神社の門前町として、明治から戦後は、紡績業で繁栄した歴史を持っています。

この「かつて」と「いま」(=お店を営むカフェや雑貨屋さん、空き家と家主さん、お寺、まちづくりに取り組む団体、地域で活動するアート作家、賛同する作家たちの表現)を掛け合わせて、5月4日~5日の期間、まちを利用した催しで賑わいをつくります。つまり、未来の「津島」がこの2日間に出現します。
この計画は、予算や助成金ありきではなく、この町を愛する人と人が出会い語り、自然発生したエネルギーで運営されています。つまり、それぞれの想いが大地に根を張り、芽を出し、花を咲かせるように、それぞれの可能性や夢や未来が重なり開催されているのです。

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ですから、このイベントの主人公は関わるすべての人です。そのすべてが等しくアートです。お店、空き家の活用、まちづくり、参加者、作品、それぞれどれもが表現なのです。2日間に訪れるみなさんの体験も「つむぎまちアート化計画」の一部になるのです。

津島つむぎまちアート化計画実行委員会は、素敵な出会いが重なり、このまちを愛する人が増えることを、ただ1点願うばかりです。

2016年のゴールデンウィークは、観光でもなく、ガイドブックにも紹介されない、架空の「つむぎまち」の住人になって、遊んでみませんか? きっとこの町が好きになるはずです。

 

開催概要

開催日時
2016年5月4日(水・祝)10:00~17:00
2016年5月5日(木・祝)10:00~15:00

※プレイベント
・つむぎまちクラフトビールフェスト:5月3日(火・祝)13:00~18:00
・お店づくりワークショップ:5月3日(火・祝)10:00~

場所
愛知県津島市(天王通り~本町筋)
津島駅から徒歩圏内(名古屋駅から名古屋鉄道で30分)
※駅改札出口の観光案内所に会場地図パンフレットを設置します。

表現者
(沖縄)高畠愛子、西 真理、西尾 祐馬(岐阜)鈴木 一太郎、佐藤 久美子、吉田 達彦(東京)相沢 僚一、檻之汰鷲、遠藤 蘭子、杉本 憲相、TYM344、水谷孝三、柳川 たみ(愛知)AKO、浦上 文顕、神田 芙見、小林慶介、杉浦 見奈子、田中 芙弥佳、塚原 くみこ、日栄 一雅、松原 智子、真弓 美砂

協力
太田七宝/Calm*/OverCoffee/QueenBeeN.Y/シーズンカフェ茶の間/津島ツムギマチ・プロジェクト/しゃがみ弱パンチ美術館/生活芸術/宗念寺/25ris/まちや・まちなみ再生機構/ルミエール実験住宅

 

主催:津島つむぎまち実行委員会
後援:NPO法人まちづくり津島
More info:https://www.facebook.com/tsushimart2016

石渡ノリオ
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私が紹介しました

石渡ノリオ

石渡ノリオ1974年生まれ。地球人、生活者、芸術家、ライター。妻と2人で、あちこちの古い家に暮らしながら、生活芸術を推進中。ぼくはここにいます。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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