記事検索
HOME > プロジェクト > まちづくり >
2019年11月25日 ココロココ編集部

【活動経過報告】「地域とはぐくむ しごとづくり講座 in三重」

7月から始まった「地域とはぐくむ しごとづくり講座 in三重」。 鳥羽市コースと熊野市コースに分かれて進めてきた本講座ですが、早いものですでに9月のスタートアップゼミ、10月と11月の現地フィールドワーク、2コース合同振り返りゼミが終了しました。

そして来月【12月8日(日)】には東京で各チームの企画発表会を行います!
▼詳細はこちら
https://cocolococo.jp/topics/28951

イベント当日は、スタートアップゼミの際にゲストで来ていただいた、
株式会社ゲイトの五月女圭一さん
仕事づくりレーベル「ナリワイ」代表の伊藤 洋志さん
一般社団法人村楽理事の東 大史さんによるトークセッションも開催!!

#東京から地方に関わるには?
#地方で続く仕事と続かない仕事とは?
#自分の専門性を地方で活かすには?
など幅広いテーマからお話を頂きます。地方への移住やローカルビジネスに興味のある方、必見です! ぜひお気軽にお越しください!

そこで今回は12月のイベントに向けて、
これまで開催してきた講座内容をダイジェストでご紹介します。

9月5日(木)・19日(木)開催:スタートアップゼミ

スタートアップゼミでは、今回の対象地域である「鳥羽市石鏡町」と「熊野市新鹿町」の地域資源や街の魅力、地域課題について学ぶ座学を東京で行いました。

現地からは実際に鳥羽市役所の重見さん、鳥羽市地域おこし協力隊の上田さん、熊野市役所の濱田さんが来てくださり、地域の魅力や特産品、抱えている地域課題などについてご紹介頂きました。

株式会社ゲイトの五月女 圭一さん

また、スタートアップゼミでは“しごとづくり”というキーワードから、
鳥羽市編では仕事づくりレーベル「ナリワイ」代表の伊藤 洋志さん、
熊野市編では株式会社ゲイトの五月女 圭一さんをゲストにお招きし、
「地方でのビジネスづくり」についてお話を頂きました。

10/26(土)27日(日)開催:現地フィールドワーク―熊野市編―

スタートアップゼミのあとは、参加者が実際に現地へ足を運び、地域に対する理解を深める現地フィールドワークを開催。実際に現地で活躍されている方々に街を案内して頂き、街の魅力や抱えている地域課題などを視察してきました。

熊野市では、新鹿町の隣にある波田須区長さんに街の歴史や地域課題についてお話を頂き、その後は元・地域協力隊の近藤久史さんに農業やアウトドアスポーツ、熊野市でのしごとづくりについてなどをご紹介して頂きました。

そのほかにも今年10月にオープンしたばかりのゲストハウスに宿泊させて頂いたりと、本当にさまざまな方にご協力頂きました。

みんなでペンキ塗り

そして2日目は、新鹿海浜浴場で行われていたマリンスポーツの大会を朝から見学。参加者が一斉に海へ飛び込んでいく様子はまさに圧巻。新鹿町でしか見られない特別な光景でした。

その後は、2日間の学びを振り返るワークショップを開催。11月の合同振り返りゼミに向けて企画をつめています。

11/3(日)4日(月・祝)開催:現地フィールドワーク―鳥羽市編―

鳥羽市石鏡町は、日本でも有数の海女文化が根付くまち。今回のフィールドワークでは、石鏡町に受け継がれてきた歴史や海女文化の伝統を多く感じることができました。

当日はスタートアップゼミにもゲストでお越し頂いた、鳥羽市の地域おこし協力隊として活躍されている上田茉利子さんや、石鏡町出身の鳥羽市市議会議員の河村さん、石鏡町内会長の山本会長、10月から新たに地域おこし協力隊として移住された佐藤さんに街を案内して頂きました。

実際に海女さんが活動されている海女小屋と活動拠点となる海岸にもおじゃまし、海女文化を肌で感じてきました。2日目のワークショップでは、「海女さんの漁獲網を東京で販売してみては?」「東京で漁獲網の編み物講座を開いてみたい!」など活発な意見がでました。東京からどう地方に関わるか。一番重要で一番難しい部分です。

11月6日(水)開催:2コース合同振り返りゼミ

現地フィールドワークを通して、実際の地域の魅力や資源、課題を学んだコアメンバー。続いては、各チームごとに考えたしごとづくり企画を東京にいるサポータ―に発表する2コース合同振り返りゼミを行いました。

企画発表では、鳥羽市チーム、熊野市大人チーム、熊野市学生チームの3チームに分かれて発表。鳥羽市チームは、「東京から石鏡町の海女文化をどう広めていくか?」という視点から、石鏡町の情報を発信するWEBサイトの立ち上げや、海女をテーマにしたイベントの企画などさまざまな案がでました。

また、熊野市大人チームは、山も海も川もある新鹿町のポテンシャルを最大限に引き出し、より多くの人に伝えるにはどうすべきか、という視点でそれぞれのコアメンバーのスキルを活かした企画の発表が行われました。学生チームは、地域のボランティア活動から感じたことを踏まえ、学生と地域との関わり方についての企画を発表してくれました。

各チームの発表が終わった後は、東京からコアメンバーを応援しているサポーターにも企画の検討に加わってもらい、より良い企画にするためにはどうすべきかについてワークショップを開催しました。

12月8日(日)開催:公開発表会

そして来月12月8日(日)には、東京で各チームの公開発表会を行います。9月のスタートアップゼミから活動してきた本講座もついに最終段階です。

一旦どんな企画になっているのでしょうか。とても楽しみです。公開発表会は本講座が初めての方も参加可能です。ぜひお気軽にお越しください!

お申し込み

お申し込みはこちらから

https://forms.gle/34QganxwwN5V6UtT6

ココロココ編集部
記事一覧へ
私が紹介しました

ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む