「東京」駅から上越新幹線に乗ること約1時間半、「越後湯沢」駅に到着です。
ウィンタースポーツのシーズン真っ盛りというだけあって、駅構内はたくさんの人で溢れていました。私もひと滑りしたいところですが、今回は「山の家」へ…。
「越後湯沢」駅からは、ほくほく線に乗り換えて「まつだい」駅まで向かいます。出発するホームは0番線なんですね。めずらしい!
「越後湯沢」駅から40分ほどで「山の家」のある「まつだい」駅に到着しました。
駅の外に出ると…、す、すごい雪の量…。
どこまでも雪の壁が続きます。さすが平均積雪量が約3メートルの豪雪エリア。大量の積雪に耐えられるように、民家や建物の屋根が様々な形に工夫されています。雪の量に圧倒されつつ、越後妻有の風土や生活文化を感じながら目的地へと足を進めます。
ほくほく線「まつだい」駅から徒歩5分。あっという間に、目的地の「山の家カフェ&ドミトリー」に到着しました!
1階はカフェになっています。リラックスできる音楽と木の香りに包まれて、とても居心地の良い空間!東京から約2時間でこんな素敵な場所に来ることができるなんて、ココロココ編集部は感激しっぱなしです!
ユニークかつおしゃれな「山の家」のロゴも目を引きます。すっかり日も暮れてしまったので、夕食をいただきます。
地元で生産されている玄米の甘酒。冷えた身体も温まります。
地元の里芋を使ったクリームコロッケ。里芋が口の中でとろけて美味しいです。
まつだいの野菜を使用したキーマカレーも。大満足のココロココ編集部は、地酒が進み、山の家のスタッフの方との会話も弾んで、すっかり酔ってしまいました。2階のドミトリーで就寝。
(ちゃんと取材を続けられず、すみません…。)
翌朝、目が覚めると台所からは美味しそうな匂いが・・・。
おぉ…!なんて健康的な朝ごはん!自家製味噌や棚田米等、十日町の自然の恵みがたくさん詰まっている朝食です。
朝食を取ったあとは、車で10分ほどのところにある芝峠温泉「雲海」へ。その名の通り、露天風呂から雲海が見ることができる温泉で、四季を通じて多くの人が訪れます。
この日は雲海を見ることはできませんでしたが、こんな景色を眺めながら温泉を楽しむことができました!どこまでも続く越後の山々は絶景です。
ちなみに「山の家」からは、芝峠温泉の無料送迎バス(要予約)も走っており、気軽に絶景を楽しめる温泉にアクセスすることができます。これは嬉しいですね。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、そろそろ東京へ帰らなくてはいけません。後ろ髪を引かれつつ、来た道を戻り東京へ向かいます。回りの景色は雪に覆われ、越後の冬の厳しさを感じさせますが、「山の家」の空間や食事、芝峠温泉、在来線の車内等、様々な場所で温もりを感じる旅となりました!
「山の家」では、11:30~18:00がカフェ営業。地元の食材を使った、ランチやスイーツを楽しむこともできます。無料wi-fiもあるので、ちょっと都会の喧騒を離れてのノマドワークにもピッタリです。(私もだいぶ捗りました!)
皆さんも、ほっと一息つく時間と越後妻有の風土を感じに「山の家」を訪ねてみてはいかがでしょうか?厳しい自然だけではなく、この地域ならではの温かさを感じることができます。次はいつ来ようかな。(ココロココ編集部 佐藤柊平)
【参考:今回の旅の費用】
◎交通費
行き(東京→越後湯沢→まつだい):7,010円
帰り(まつだい→越後湯沢→新宿):4,210円
※新幹線が満席のため快速「シーハイル上越」を使用(期間限定運行)。
◎宿泊費
山の家(朝食付):4,500円
山の家(夕食代):3,000円程度
◎その他
芝峠温泉入浴料:600円
他飲食・お土産代:2,000円程度
合計 21,320円