安芸・室戸方面へ。シダに覆われた「伊尾木洞」
飛行機で「高知竜馬空港」に到着し、まずは安芸市にある「伊尾木洞」へと向かいます。車で30分ほどいくと、安芸市の国道沿いに現れた「伊尾木洞」。地元のガイドさんの案内でいざ洞窟の中へ。
「伊尾木洞」とは周辺が海だった頃、波の浸食によりできた全長40m程の洞窟。そこかしこに貝の化石があり、かつて海だった名残を感じることができます。洞窟を抜ければ、シダの生い茂る緑に満ちた神秘的な渓谷が400m続いており、奥まで歩くと滝もあるそうです!国の天然記念物に指定される程の多種多様なシダの群生が美しくて心も身体もリフレッシュされるような心地よい体験でした。
「キラメッセ室戸」でランチ、鯨料理を味わう
お昼は「キラメッセ室戸」の「鯨の郷」で定食をいただきました。店内の大きな窓から高知の海を見ることができ、素晴らしい眺望でした。土佐湾は日本有数の鯨の生息域だそうで、メニューには鯨のタタキやお刺身、ステーキといった鯨料理がずらり。初めて生の鯨を味わいました!
「室戸世界ジオパークセンター」で室戸の大地の成り立ちを知る
次に私たちが訪れたのは「室戸世界ジオパークセンター」。室戸の大地の成り立ちについて映像や体験ブースを通じて学ぶことができる体験型の施設です。
室戸は海洋プレートと大陸プレートがぶつかり合う地点に位置していて、海底にあった地形がプレートに押し上げられてできた陸地。現在も地震などでプレートが動く度に隆起を続けているそうです。また、室戸の海は陸地からすぐ近くに深海があるのが特徴。そのおかげで深海に生息する金目鯛や深海からくみ上げるミネラルたっぷりの海洋深層水などが室戸の特産物になっています!
いざ、室戸岬へ!
「室戸世界ジオパークセンター」で室戸特有の地形について学んだ後は、ガイドさんに案内していただきながら室戸岬周辺を散策!海の近くまで行くと、「タービダイト層」といわれる砂と泥が交互に重なってできた縞模様の岩に囲まれ、ダイナミックな光景が広がっています!
ゲストハウス「スカイアンドシー・ムロト」でワーク・宿泊
本日の宿泊先はゲストハウス「スカイアンドシー・ムロト」。到着すると、オーナーの河合さんが出迎えてくれました!室戸岬は、空海(弘法大師)が修行した地としても有名ということにちなんで、名前も「スカイアンドシー」で、大広間のラウンジからも空海の存在を感じます。宿泊用のお部屋もインテリアがとても素敵です!
また、ワ―ケーションができる施設として、Wi-Fiを完備。畳のお部屋や座り心地の良い椅子などがあり、心地よくワークできる環境が整っていました。なんといっても、お庭があったり、すぐそばに海があったり、普段とは異なる環境の中で仕事できるという点が魅力的だなと感じました。
金目鯛、鰹、室戸で獲れた海の幸を味わう!「料亭 花月」
夕食は室戸や高知で獲れた新鮮な魚介がたっぷりと味わえるコース。金目丼、鰹のタタキ、お刺身の盛り合わせ、鯨の舌などなど…1年分の魚を食べたのでは、と思うほど贅沢でした。特に室戸の特産である金目鯛が味わえる金目丼は、最後に出汁をかけてお茶漬けで食べるのが最高でした!室戸の大地の成り立ちを知ってから味わう室戸の魚はさらに美味しかったです。
1日目は、安芸市の伊尾木洞で緑に包まれ、お昼からは室戸市で「室戸世界ジオパークセンター」、そして室戸岬散策、室戸・高知の魚を堪能するという室戸の地形を知り、味わうという流れが最高なツアーでした!
番外編として、今回宿泊した「スカイアンドシー・ムロト」のオーナー河合さんとゲストハウスの中のバーカウンターでワインやシャンパンをいただき、お話できたのも室戸での思い出として刻まれました…!ごちそうさまでした!
以上、杉山がお届けしました!