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2018年3月5日 ココロココ編集部

雪国の必需品「スノーダンプ」は地域によっておすすめがあるらしい

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先日、長野県信濃町に行ってきました!長野県の北部、新潟県との境にある町です。特別豪雪地帯に指定されている雪のまち。地元の方から「今年は雪が少ない方よー」なんてことも言われましたが、九州・熊本育ちの私にとっては信じられないくらい積もっていました。

今回は「シナノユキアソビ」というイベントに参加して、都心暮らしの方と町内の方とが一緒になり、かまくらや大きいすべり台を作りました。当日のイベントの様子はこちらをご覧ください!
ということで、ここで取り上げるのはイベントの話ではなく、「スノーダンプ」の話。

雪国で暮らす人々は、この時期毎日のように使っているスノーダンプ。屋根の上に持って上がり、積もった雪を降ろしたりするそうです。雪が降らない地域にはまったく馴染みがないものだと思います。

毎日使う生活必需品だからでしょうか、地元の方によくよく話を聞くとスノーダンプにもブランドや種類があるらしく、皆さんこだわりがあるんです。信濃町はなんと何人に聞いてもこれ一択でした!

その名も「吉鉄」!!!

▲緑色のスノーダンプ「吉鉄」。サイズもいろいろある!

「溶接されていて丈夫。蹴っても壊れない!」
「先に角度が付いていて、屋根の上で使いやすい!」
「大きさが小から特大まであり、選べる!」
「緑がかっこいい!」

などなど…吉鉄について語りだすと愛が止まらない(笑)信濃町の方たちから絶大な信頼を得ていました。 ※スノーダンプの吉鉄製作所:http://ara-e.net/yositetu/index.html

実際に私も使ってみたところ、はじめは「腰が入ってない!」などと、おじさまたちから言われましたが、「吉鉄は蹴っても壊れないから大丈夫!蹴って雪山に押し込め!」とのことで、容赦なく蹴ったらスノーダンプ初心者の私でもすぐに大量の雪を運べました。吉鉄かっこいい。

スノーダンプは他にプラスチック製のもの(赤や黄色などカラフルなものが多い)も全国的には使われているようですが、豪雪地帯の信濃町ではプラスチック製は通用しないそうです。

皆さんの暮らしている地域おすすめの「スノーダンプ」、ぜひ教えてください!地域のこだわりっておもしろい。

余談…スノーダンプを使って、かまくらとすべり台を作ったあとは思う存分楽しみました!

★2018/3/11 には東京で信濃町の暮らしを探るイベントを開催します!信濃町唯一の酒蔵「高橋助作酒造店」5代目をゲストにお迎えし、日本酒も楽しめるイベントとなっています。残席わずかですのでお申込みはお早めに~
▼イベント詳細ページ:https://cocolococo.jp/topics/22440

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ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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