記事検索
HOME > 編集部コラム >
2018年7月4日 ココロココ編集部

明日田舎に行きたくなる豆知識(山菜編)

未分類
$title;

皆さん。下の写真を見て何か気付くでしょうか。

どうも、皆さんこんにちは。内田です。

季節はすでに夏!ですが、ゴールデンウィークに山菜採りした話を書こうと思います。

前回記事を書いた、「出張で地元に行ったので、エクストリーム出社した(岩手・花巻)」に引き続き、またまた私の地元、花巻のネタを書いてしまう、引き出しの少なさが目立ちますが、温かい目で見守ってやってください。

今回は、田舎で育った僕から、山菜の見つけ方と美味しい調理方法についてご紹介したいと思います。

 

さて、先ほどの写真ですが、皆さん何か気がつきましたでしょうか。

林…。ですよね。でもこの林、見る人が見ると、テンションが上がる林でございます。

よ~く地面を見てみてください。

実はこの林、写真一面に山菜が隠れているんです。

気が付きましたか!?

この、地面一面に生えている植物は、”みず(ウワバミソウ)”っていう山菜です。

 

水辺に生えるから”みず”って言います。クセが少ないので、おひたしとかにすると美味しいです。

ちょっと生え方が黒い噂のある方御用達のあやしい葉っぱに似ていますが、ハマると止められなくなるくらい美味しいです。

あ、変な意味じゃありません。

お次は 山菜の女王”コシアブラ”

コシアブラを見つけるコツは、仲間にしてほしそうにこちらを見てくる植物だと覚えてください。

枝がまっすぐに生えて、葉っぱが広く開いているのが特徴です。

 

なんと コシアブラが おきあがり

なかまに なりたそうに こちらをみている!

 

そんな感じです。

見つけたら捕まえてあげてください。

 

コシアブラはクセが凄ィ山菜です。

子どもの頃の僕は、このクセの臭いを、”ミニ四駆のモーターくさい”と言っていましたが、

誰も理解してくれないので、これは覚えなくて大丈夫です。

 

コシアブラを仲間にしたら、天ぷらか、和え物で調理してあげると美味しくいただけます。

あ、

僕の大好物。山菜の王様”タラの芽”です。

田舎では”たらんぼ”や、”たらぼ”、”たらぽ”って呼んだりしています。

タラの芽は、まっすぐ上に伸びた、節が多くトゲトゲしい木を見つけて、その頂点や枝の先を見て探してください。

大体どこかの人が採って、すでに無くなっています。笑

それだけ人気の山菜ってことです。

 

タラの芽はわりとメジャーな山菜ではないでしょうか。

東京のちょっと雰囲気の良い居酒屋さんで食べたら、凄い高級だった気がします。

田舎では春先にそこらへんに生えてますので、皆さんビール片手にお越しくださいね。

これは”蕨(わらび)”

 

蕨は可愛い見た目をして、そのままでは毒があるので、アク抜きしてから和え物などにして食べます。

わりと日当たりの良いところに居るので、山を歩くとすぐ見つかったりします。

さて、皆さん。最初に見た写真を改めてご覧ください。

どうでしょうか。山菜…見つけられましか?

自力で山菜を見つけられるようになったら、もう明日から田舎に行きたくなりますね!

採った後の新鮮な料理を楽しめるのも、田舎の醍醐味。来年の春は、皆さんも山菜採り試してみてくださいね~!

ごちそうさまでした。

ココロココ編集部
記事一覧へ
私が紹介しました

ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む