■さくら市はここにあります!
さくら市は、栃木県の中央部より少し北東寄りに位置し、東京から直線距離で約120km。鉄道ならJR東北新幹線・宇都宮線の利用で「東京」駅から1時間半ほど、車でも東北自動車道を利用して2時間~2時間半ほどというアクセスの良さが魅力です。
また、県庁所在地である宇都宮市に隣接しており、JR宇都宮線で「氏家」駅から「宇都宮」駅へはわずか16分。市外への通勤や通学、ショッピングなどにも便利な立地です。
■氏家町と喜連川町が合併して「さくら市」が誕生
さくら市は2005年3月28日、塩谷郡の「氏家(うじいえ)町」と「喜連川(きつれがわ)町」が合併して誕生しました。鬼怒川河川敷の「ゆうゆうパークの桜」、「早乙女の桜並木」、「勝山城跡の桜」など、氏家町に56ヵ所・喜連川町にも36ヵ所の桜の名所があり、桜の花が両町民にとって長年親しまれてきた花であることから「さくら市」と命名。桜の花のように美しいまちになってほしいとの願いが込められており、「桜の郷づくり計画」のもとで市民と行政が一体となった桜によるまちづくりが進んでいます。
▲「菖蒲沢公園」の桜。春にはこの桜を目当てに訪れる方が多く、人気スポットになっています
氏家地区は江戸時代、日本橋から青森を結ぶ奥州街道の19番目の宿駅・氏家宿が置かれ、宿場町として栄えた地域です。また鬼怒川の水路が江戸まで通じていたため、阿久津河岸ができ鬼怒川舟運の起点にもなっていました。物資が集まり人々の交流も盛んに行われた氏家町には、多くの文人墨客も訪れて江戸の文化がいち早くもたらされ、現在の活発な文化活動の礎にもなっています。
宿場町として商家が多く存在していた氏家地区では、代々伝わる雛人形も数多く残っていることを活かし、毎年2月~3月に「氏家雛めぐり」、秋には「氏家古布めぐり」を開催しています。歴史を感じながらまち巡りも楽しめる、氏家ならではの風流なイベントとして人気を集めています。
▲「氏家雛めぐり」の様子
旧喜連川町エリアは、平安時代に塩谷五郎惟広が「お丸山」に大蔵ケ崎城(喜連川城)を築城して以来、城下町として発展しました。さらに江戸時代に入ってからは、奥州街道の20番目の宿駅・喜連川宿が置かれて宿場町としても賑わった、実に歴史深い地域です。廃城後は堀や郭跡を残して「お丸山公園」として整備されたり、早乙女の羽黒には昔のままの街道が500mほど保存されているなど、歴史的風情をあちこちで感じることができます。
また喜連川温泉は、「嬉野温泉(佐賀県)」、「斐乃上温泉(島根県)」と並ぶ「日本三大美肌の湯」のひとつ。公共・民営の温泉施設が複数点在し、名湯をいつでも身近に感じながら堪能できる贅沢な環境は、喜連川での暮らしにゆとりと彩りを与えてくれます。
■住みよさランキングで、さくら市は栃木県内で1位に!
東洋経済新報社が全国の都市を対象に毎年公表している「住みよさランキング」の2016年版において、さくら市は栃木県内で第1位となりました。住みよさランキングとは各市区が持つ“都市力”を「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点から総合評価したもの。さくら市は関東では14位、全国では85位にランキングされています。
▲「氏家商工まつり」の様子
また、2015年に住民2,000人を対象に行われた市民意識調査では、さくら市の「住み良さ・住み心地」を良いと答えた肯定意見が75%。「さくら市に住み続けたい」と定住意識がある人も84%にのぼっています。
移住・定住をサポートするために、市でもいくつかの支援制度を実施しています。子育て・教育面では児童医療費を18歳まで無料にしたり、市内の小中学校にエアコン・電子黒板を完備するなど、子育てファミリーが安心・快適に過ごせるような施策を実施。また、市内の空き店舗を利用して新規で開業する際の家賃・改装費等を一部助成するなど、さくら市で新しいことにチャレンジする人をバックアップする心強い制度も用意しています。さくら市の魅力をさらに高めていく要素のひとつとして、こうした施策の今後にも期待がかかります。
■さくら市の魅力を発信する地域おこし協力隊を募集中!
今回紹介したさくら市の魅力だけでなく、独自の視点で魅力を発掘し、発信できる協力隊を募集しているさくら市。移住促進イベントの企画・運営や大学と連携したプロジェクトの推進など、活動内容は多岐に渡るよう。詳細は下記よりどうぞ!