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募集期間:2017.12.27 - 2018.3.12
募集終了

しろいし移住交流アソシエイトを募集中(宮城県白石市)

蔵王連邦を望む豊かな自然と白石城や武家屋敷の歴史・文化が残る城下町、宮城県白石市。

市中心部にある長年シャッターが閉まっていた空き店舗をリノベーションし、移住定住や交流人口の増加に取り組みます。

市に訪れる「きっかけづくり」から、「暮らす・住む」「働く・活動する」「交流する・関わる」の情報発信やコーディネートに取り組む、しろいし移住交流アソシエイト(地域おこし協力隊)を募集しています。

白石市ってどんなところ?

白石(しろいし)市は、宮城県の南端に位置し、西に望む蔵王連峰、清流「白石川」や市内を流れる掘割の水など、豊かな自然に恵まれています。

▲宮城県南部、蔵王連峰のふもとに位置する白石市

市の中心部には市民のランドマークである白石城や武家屋敷があり、大坂夏の陣の合戦などのイベントやお祭りが開催され、城下町の歴史・文化・風情が体感できます。

▲白石城を舞台に、大坂夏の陣の合戦を再現

また、東北新幹線「白石蔵王駅」があり、東京から1時間50分、仙台市と福島市の2つの県庁所在地からは15分圏内と、交通の便も良いまちです。

ここから始まる、白石市の移住定住促進

一方で、ここ数年人口の自然増減・社会増減ともに減少傾向にあり、特に男女とも10代後半から30代の転出超過が顕著となっています。また、「白石市への居住意向」アンケートでは、高校生で「住みたくない」(34.1%)が「住みたい、住み続けたい」(18.5%)を上回る結果となり、今後さらなる若者の転出が懸念されています。

そこで移住定住の促進や交流人口の増加を図るため、白石市を訪れる「きっかけづくり」から、「暮らす・住む」「働く・活動する」「交流する・関わる」などの魅力・情報の発信やコーディネートを一貫して行っていきます。その拠点として平成30年度市中心部に、長年シャッターが閉まっていた空き店舗をリノベーションし、「白石市移住交流サポートセンター」が開設されます。地域住民と移住希望者が交流できるにぎわいの場、市内の若者が集い、まちへの愛着・誇りを醸成する場、さらに、白石市の歴史、人情的魅力やサブカルなどの個性的魅力を発信する場を目指しています。

▲白石市移住交流サポートセンターの予定地

そのため、白石市ではこのセンターを核とした移住定住対策に取り組む人材を地域おこし協力隊として募集します。

しろいし移住交流アソシエイト(地域おこし協力隊)募集要項

募集する活動内容

白石市では、既に移住定住の事業を行っていますが、移住希望者に対し魅力的な企画や情報・魅力発信が十分とは言えません。白石市移住交流サポートセンターのオープンとしろいし移住交流アソシエイト(地域おこし協力隊)の着任が移住定住促進の本格的なスタートとなります。
今後、白石市が移住希望者と市民、特に若者にとって「住みたい、住み続けたいまち」となるため、自ら移住を実践し、ロールモデルとなりながら、交流人口の増加も含めた、移住定住促進に取り組んでいただきます。

〔主な活動内容〕
◇スキル・経験・嗜好を活かした移住促進のための企画、提案、実施
◇スキル・経験・嗜好やサブカルチャーなどの若者向けコンテンツを利用した情報・魅力発信
◇地域資源の活用や発掘を通じて交流がうまれるための企画、提案、実施
◇その他、移住交流サポートセンターに関わる業務全般(相談、運営、就労支援、空き家活用等)

〔求める人物像〕
◇地域住民と積極的にコミュニケーションを図り、移住定住促進や交流人口の増加に向けた具体的な活動がしたい方
◇白石市の文化等を尊重しながらも、新たな視点で市の魅力を発掘し効果的に発信できる方
◇地域おこし協力隊での活動をステージとして、ご自身のキャリアを高めていくことに意欲的な方

募集人数

2名

募集対象者

・年齢概ね20歳以上35歳以下の方
・申請時に三大都市圏及び都市地域等に居住(住民票がある)している方で、採用後に白石市に住民票を異動し居住できる方 ※住所に関する要件が複雑ですので、事前にお問い合わせください。
・普通自動車免許を取得し、日常的に運転できる方(AT限定可)
・パソコンの一般的な操作(ワード、エクセル、メール、SNS等)ができる方

活動時間、勤務場所

1.活動時間
・週30時間(原則、週5日、1日当たり6時間勤務)
2.勤務場所
・白石市移住交流サポートセンター (白石市字東小路109-1)

雇用形態・期間及び報酬・待遇等

1.雇用形態
・白石市の非常勤特別職員
2.雇用期間
・雇用開始よりその属する年度の3月31日まで(活動などを確認のうえ、最長3年まで更新。原則として年度単位での延長)
3.報酬
・月額170,000円
4. 待遇・福利厚生
・社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)に加入
・住居は隊員と市が協議し、原則、市が借り上げた住居を無償貸与。家賃は45,000円を上限。引越の経費、光熱水費等は自己負担
・活動に使用する車両やパソコンは市が貸与。車両は休日等の業務日以外でも活動に資するための使用は可能
・活動時間外での副業可能 ※事前、申請必要
・地域おこし協力隊の活動につながる研修への参加に係る旅費及び負担金は、予算の範囲内で市が負担
・その他活動に必要な被服、消耗品、出張旅費などについても、予算の範囲内で市が負担

応募方法

1.受付期間
・平成29年12月27日(水)~平成30年3月12日(月)
2.提出書類
・白石市「地域おこし協力隊」応募用紙
・応募レポート
・住民票抄本(平成29年12月以降に発行されたもの)
・普通自動車運転免許証の写し(両面)
3.選考方法
・第1次選考
 応募用紙、レポートの記載内容で選考を実施
・第2次選考
 第1次選考合格者を対象に面接を実施。平成30年3月24日(土)頃、白石市で実施予定

問い合わせ先

白石市市民経済部企業立地定住促進課 佐藤純哉 佐藤広崇
〒989-0292 宮城県白石市大手町1番1号
TEL:0224-22-1327 FAX:0224-22-1451
E-mail:kiritu@city.shiroishi.miyagi.jp
URL:http://www.city.shiroishi.miyagi.jp

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ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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