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募集期間:2018.11.1-2019.1.28
募集終了

青森県七戸町で3職種を同時募集【地域おこし協力隊】

青森県七戸町は、青森県の東部に位置する人口約16,000人の町です。総面積の約65%が山林であり、基幹産業は豊かな水資源に支えられた農業で、のどかな田園風景が広がっています。また、国指定史跡の七戸城跡や二ツ森貝塚をはじめとする多くの歴史的な遺跡や建造物があります。

町の中心には新幹線七戸十和田駅があり、東京まで片道約3時間と比較的交通の便が良く、大間のまぐろで有名な下北半島をはじめ、奥入瀬渓流や十和田湖などの観光地に最も近い新幹線駅として多くの方に利用されています。
豊かな自然を大切にし、これまで歴史と文化が薫るまちづくりを進めてきましたが、人口減少と少子高齢化の進行が課題となっています。

七戸町では現在、まちの魅力を発見・発信して地域力を高めてくれるメンバーを3職種で同時募集しています。

七戸十和田駅

町を盛り上げる3つの仕事

七戸町では農業、観光、町の史跡の3つの分野で、地域おこし協力隊員を募集しています。
★応募受付期間 2018年11月1日(月)~2019年1月28日(月)(締切日:2019年1月28日(月)必着)

①しちのへインバウンド感幸応援隊

(一社)しちのへ観光協会スタッフ

七戸町は、2010年に新幹線七戸十和田駅が開業して以来、旅行や仕事、研修などを目的に、外国人の姿が多くなっています。ただ、これまであまり外国人と日常的に触れ合う機会のなかった町の人たちは、まだまだ外国人に戸惑ってしまいます。
そんな七戸町と外国人を繋ぎ合わせ、町やそこに住む人たちの魅力を訪れた外国人に伝えるために、地域おこし協力隊の力を借りたいと思い募集に至りました。

現在、七戸町ではDMOの立ち上げや農業体験などの体験メニュー開発を地元住民が協力しながら行っています。その中心となっているしちのへ観光協会に所属していただき、七戸町と外国の方々を結びつけ、これからの町の観光を一緒に盛り上げていく人材を募集します。

こちらもあわせてご覧ください!「しちのへインバウンド感幸応援隊」に求められていることとは?

②しちのへ縄文ナビゲーター

世界遺産登録を目指す「二ツ森貝塚」

史跡二ツ森貝塚は、縄文時代前期中葉から縄文時代中期末葉(紀元前3,500年~紀元前2,000年頃)の大規模な貝塚を伴う集落遺跡で、その広さは約35haにも及びます。遺跡からは縄文時代の生活を知る手掛かりとなる貝殻、魚骨、獣骨、土器、骨角器などが出土しているほか、この地域では産出されないヒスイや黒曜石など、他地域と交流・交易があったことを示す遺物も出土しています。

今年度、二ツ森貝塚を構成資産とする「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産推薦候補に選定され、あらためて「縄文(JOMON)」が注目されています。現在、史跡の現地ガイドを地元有志による「二ツ森貝塚ボランティアガイドの会」が担っていますが、世界遺産登録された場合に予想される現地ガイドの需要増への対応と組織の強化が求められています。また、町では二ツ森貝塚のガイダンス施設整備に着手し、2020年のオープンに向け準備を進めています。

そこで、地域住民と連携しながら、史跡やガイダンス施設において「縄文(JOMON)」の魅力を発信する地域おこし協力隊を募集します。
任期中は、青森市(三内丸山遺跡)や八戸市(是川石器時代遺跡)をはじめ、縄文遺跡群の構成資産で実施している遺跡ガイドや体験学習について研修しますので、経験の無い方も安心してお申込みできます。

~任期3年間の活動の方向性~
(1年目)ボランティアガイド組織の立ち上げとガイドプログラムの構築
体験学習プログラムの技術研修
(2年目)史跡とガイダンス施設の案内、体験学習プログラムの構築
(3年目)ガイダンス施設での体験学習プログラム運営

こちらも合わせてご覧ください!→まだ知られざる青森県七戸町の縄文遺跡「二ツ森貝塚」。そのポテンシャルに迫る!

③就農研修生 第2期生

七戸町は、自然豊かな内陸部の農業が基幹産業の町です。
農業者の高齢化問題や農業後継者の減少問題は、当町においても深刻な課題となっており、町では農業関係機関の連携による就農サポートや就農に向けた支援も実施しています。
町内農業者の下で、農業技術や経営ノウハウの直接指導を受けられる就農研修事業を実施しており、現在は第1期生(2名)の地域おこし協力隊(就農研修生)が就農研修に取り組んでいます。町の奨励作物である、水稲、にんにく、トマト、長いも、ごぼうをメインとした就農研修です。

就農研修を通して栽培技術や農業経営を身に付け、七戸町で就農を目指す方を募集します。
1期生の募集内容や、研修を受け入れる師匠たちの紹介はこちらからご覧ください。
https://cocolococo.jp/works_recruit/23117

募集要項

①しちのへインバウンド感幸応援隊

1. 募集人数 1名

2. 応募条件
次に掲げる全ての要件を満たすことが必要です。
(1)心身ともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方
(2)パソコンの一般的な操作ができるほかSNSを使える方
(3)普通自動車運転免許証を持っている方(AT限定可)
(4)英語が得意な方(他の言語についても配慮しますのでご相談ください)
(5)概ね20歳から45歳程度の方
(6)3大都市圏をはじめとする都市地域(過疎、山村、離島、半島等の条件不利地域以外)に在住し、委嘱後、七戸町に住民票を移すことができる方※1
(7)地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格事項に該当しない方※2

※1 3大都市圏をはじめとする都市地域について
1.3大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県内の市町村
2.都市地域:上記以外の国が定める地域要件を満たしている市町村(地域要件は、総務省のホームページで確認できます。また、七戸町地域おこし総合戦略課にお問い合わせいただいても結構です)

※2 地方公務員法第16条
1 成年被後見人又は被保佐人
2 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
3 当該地方公共団体において懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
4 人事委員会又は公平委員会の委員の職にあって、地方公務員法に規定する罪を犯し刑に処せられた者
5 日本国憲法 施行の日以後において、日本国憲法 又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者

3. 活動内容
(1)インバウンド観光向け体験商品の造成
(2)外国人向けガイドとしての活動
(3)新幹線七戸十和田駅隣接の観光交流センター案内コーナーでの外国人対応
(4)町内に居住する外国人への対応
(5)観光協会事業(DMO)の補助
(6)その他観光分野に関する業務

4. 身分・報酬等
(1)身分 非常勤の特別職として、七戸町が委嘱します
(2)報酬 月額167,000円で、社会保険の個人負担分を差し引いた額が支給されます。他の手当の支給はありません
(3)配属 (一社)しちのへ観光協会
(4)社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入します
(5)活動時間外の副業はできます。事前に所属課と相談になります

5. 委嘱期間
隊員の委嘱期間は、委嘱の日から2020年3月31日です。最長3年まで延長することができます。

6. 活動日及び活動時間、有給休暇等
(1)活動時間は、休憩時間を除き、1週間当たり38時間45分とします。(1日あたり7時間45分)
(2)週休2日制(シフト制)
(3)年次有給休暇、夏季休暇

7.活動に要する経費に対する補助等
(1)住宅家賃補助
① 隊員の住宅家賃について、月額45,000円を上限に補助(管理費、共益費、光熱水費並びに駐車場使用料を除く)
② 入居にかかる費用(敷金、礼金、仲介手数料)について180,000円を上限に補助(任期中1回限り補助を受けられます)
(2)活動用車両の借上、燃料費
(3)業務に必要な備品の貸与、消耗品等の支給
(4)研修・資格取得に要する旅費、受講料、受験料等について1年度につき200,000円を上限に補助

8. 活動に対する支援等町は、隊員の活動が円滑に実施できるよう、次の支援等を行います。
(1)町民への周知や活動の紹介
(2)協力隊員どうしの交流の場の提供
(3)協力隊の任期終了後の定住支援
(4)その他活動に関して必要な事項

興味を持ったら⇒「しちのへインバウンド感幸応援隊」の活動内容を聞いてきました!

②しちのへ縄文ナビゲーター

1. 募集人数 2名

2. 応募条件等
次に掲げる全ての要件を満たすことが必要です。
(1)心身ともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方
(2)パソコンの一般的な操作ができる方
(3)普通自動車運転免許証を持っている方(AT限定可)
(4)幅広い年代の方と話すことにあまり抵抗を感じない方
(5)概ね20歳から39歳程度の方
(6)3大都市圏をはじめとする都市地域(過疎、山村、離島、半島等の条件不利地域以外)に在住し、委嘱後、七戸町に住民票を移すことができる方※1
(7)地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格事項に該当しない方※2
(8)その他
応募者多数の場合は、教諭、保育士、社会教育主事、学芸員などの資格や経験があり、ものづくり体験等の指導ができる方を優先します。また、外国人観光客へ対応できる語学力を有する方を優先します。

3. 活動内容
(1)ボランティアガイド養成プログラムの構築
(2)ボランティアガイド組織の立ち上げ・運営
(3)ガイダンス施設の案内
(4)体験学習プログラムの構築と運営
(5)SNSなどによる情報発信
(6)地域住民との交流
(7)その他世界遺産に関する業務

4. 身分・報酬等
(1)身分 非常勤の特別職として、七戸町が委嘱します
(2)報酬 月額167,000円で、社会保険の個人負担分を差し引いた額が支給されます。他の手当の支給はありません
(3)配属 世界遺産対策室
(4)社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入します
(5)活動時間外の副業はできます。事前に所属課と相談になります

5. 委嘱期間
隊員の委嘱期間は、委嘱の日から2020年3月31日です。最長3年まで延長することができます。

6. 活動日及び活動時間、有給休暇等
(1)活動時間は、休憩時間を除き、1週間当たり38時間45分とします(1日当たり7時間45分)
(2)土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日から翌年の1月3日まで)は休みとし、休日に勤務したときは代休の扱いとします
(3)年次有給休暇、夏季休暇

7. 活動に要する経費に対する支援・補助等
(1)住宅家賃補助
① 隊員の住宅家賃について、月額45,000円を上限に補助(管理費、共益費、光熱水費並びに駐車場使用料を除く)
② 入居にかかる費用(敷金、礼金、仲介手数料)について180,000円を上限に補助(任期中1回限り補助を受けられます)
(2)活動用車両の借上、燃料費
(3)業務に必要な備品の貸与、消耗品等の支給
(4)研修・資格取得に要する旅費、受講料、受験料等について1年度につき200,000円を上限に補助

8. 活動に対する支援等
町は、隊員の活動が円滑に実施できるよう、次の支援等を行います。
(1)町民への周知や活動の紹介
(2)協力隊員どうしの交流の場の提供
(3)協力隊の任期終了後の定住支援
(4)その他活動に関して必要な事項

③就農研修生 第2期生

1.募集人数 2名

2.募集対象
(1)心身ともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方
(2)七戸町の農業に興味があり、期間終了後は七戸町で就農を目指す意欲のある方
(3)普通自動車運転免許証(MT)を有し、実際に運転できる方
(4)概ね25歳から45歳程度の方
(5)3大都市圏をはじめとする都市地域(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)等(※1)に在住しており、委嘱後に七戸町へ生活拠点を移し、住民票を異動できる方
(6)地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方(※2)

3.業務・活動内容
(1)就農研修
町内の農業法人及び農業者等のもとで農業研修を受けていただき、就農に必要な技術・資格等を修得していただきます。
(2)就農に関する情報発信等
イベントや研修等へ参加していただき就農に関する情報発信などの業務を手伝っていただきます。また、就農・定住に向けた活動を実践していただきます。

4.身分・報酬等
(1) 身分 非常勤の特別職として、七戸町が委嘱します
(2) 報酬 月額167,000円で、社会保険の個人負担分を差し引いた額が支給されます。他の手当の支給はありません
(3) 社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入します
(4) 活動時間外の副業はできます。事前に所属課と相談になります

5.委嘱期間
隊員の委嘱期間は、委嘱の日から2020331日です。最長3年まで延長することができます。

6.活動日及び活動時間、有給休暇等
(1)活動時間は、休憩時間を除き、1週間当たり38時間45分とします(1日当たり7時間45分)
(2)土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(1229日から翌年の13日まで)は休みとし、休日に勤務したときは代休の扱いとします
(3)年次有給休暇、夏季休暇

7.活動に要する経費に対応する補助等
(1)住宅家賃補助
 ① 隊員の住宅家賃について、月額45,000<円を上限に補助(管理費、共益費、光熱水費並びに駐車場使用料を除く)
 ② 入居にかかる費用(敷金、礼金、仲介手数料)について180,000円を上限に補助(任期中1回限り補助を受けられます)
(2)業務に必要な消耗品等の支給
(3)研修・資格取得に要する旅費、受講料、受験料等について1年度につき200,000円を上限に補助

8.活動に対する支援等
町は、隊員の活動が円滑に実施できるよう、次の支援等を行います。
(1)町民への周知や活動の紹介
(2)協力隊員どうしの交流の場の提供
(3)協力隊の任期終了後の定住支援
(4)その他活動に関して必要な事項

応募手続き等

(1)応募受付期間 2018年11月1日(月)~2019年1月28日(月)
(締切日:2019年1月28日(月)必着)

(2)提出書類
① 七戸町地域おこし協力隊申込書(様式1及び様式1の2)
② 住民票謄本(世帯全員分、本籍・続柄が記載。1ヶ月以内のもの)1部
③ 普通自動車運転免許証の写し
※ご提出いただいた書類は、理由の如何を問わず返却しません。

(3)提出方法
「七戸町地域おこし協力隊申込書類在中」と封筒に明記し、下記の提出先まで郵送または持参ください。
応募用紙はページ下部【関連情報】の各リンクからダウンロードできます。

(4)提出先
七戸町地域おこし総合戦略課
〒039-2792 青森県上北郡七戸町字森ノ上131番地4
TEL:0176-68-2422 FAX:0176-68-2804

選考方法
(1)第1次選考審査(書類選考)
書類選考のうえ、合否の結果を文書で通知します。また、第1次選考合格者には、第2次選考審査について、あわせてお知らせします。
(2)第2次選考審査(現地説明会・面接選考)
2019年2月9日(土)午後~2月10日(日)午前の1泊2日の日程で、現地説明会・業務体験を行い、最終日に面接を実施します。
また、交通費等を予算の範囲内で補助します(交通費50,000円、宿泊費8,000円を上限とする)。
(3)最終選考結果の通知
最終選考結果は、第2次選考終了後に文書でお知らせします。面接終了後、概ね1週間程度で合否の結果を文書で通知します。
内定の通知を受けた方には、住まいの場、活動の内容、雇用手続き等の連絡調整をさせていただきます。
※1 選考の経過や結果についての問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。
※2 内定後、町へお越しいただいた場合でも、転入の手続きは、必ず委嘱状交付日以後に行ってください。その前に転入の手続きをしてしまうと七戸町地域おこし協力隊の対象者ではなくなり、採用の取り消しとなる場合があります。

※この募集要項に掲載されていない事項は、七戸町地域おこし協力隊設置要綱(PDFデータ)(平成27年告示第3号)によるものとします。

申込・お問い合わせ

①しちのへインバウンド感幸応援隊・②しちのへ縄文ナビゲーター
(1)応募に関する質問
質問等があるときは、七戸町地域おこし協力隊申込みに関する質問票にご記入のうえ、メール又はFAXでお送りください。
質問表はページ下部【関連情報】の各リンクからダウンロードできます。
(2)質問に対する回答
FAX又はメールで回答しますが、数日かかりますので、あらかじめご了承ください。
(3)質問票提出先
七戸町地域おこし総合戦略課
担当:豊川
FAX:0176-68-2804
Mail:naoki-toyokawa@town.shichinohe.lg.jp

③就農研修生第2期生
下記までお申込・お問い合わせください。
〒039-2792 青森県上北郡七戸町字森ノ上131-4
七戸町地域おこし総合戦略課(担当:佐藤)
電 話:0176-68-2422(直通)
FAX:0176-68-2804
E-mail:genta-satoh@town.shichinohe.lg.jp

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ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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