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2013年11月19日 ココロココ編集部

移住へのファーストステップ

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農業体験プログラム

農業体験プログラムは全国各地で行われている人気の高いプログラム。年間を通じて開催され、田植えから稲刈まで、育成から収穫までを体験できるようなプログラムもある。子供も一緒に参加できるような気軽なものから、就農をめざす人のための本格的な講習形式まで、難易度も様々なので、時期や場所も変えて、いろいろなツアーに参加してみてはどうだろ。農業の楽しみやおもしろさ、逆に大変さも実感できるだろう。また、その土地の風土や気候、育てられる作物についても知識が深まるはずなので、農業を目指す人ならば、ぜひ活用したいプログラムだ。

例えば群馬県沼田市では「親子農業体験:プログラム~トウキビ編~3回に分けて開催。トウキビの種まきから始めて、トウキビとニンジンの収穫、大根の収穫とみぞれ鍋、りんごジャム作りと季節に合わせた体験イベントを行い、首都圏などから多くの参加者を集めたそうだ。

> 沼田で田舎くらし「親子農業体験」

また、兵庫県豊岡市では手軽な「体験観光コース」から、本格的な「就農支援コース」まで、利用者のニーズに合わせたサポートを目指した試みがスタートしている。農業生産法人株式会社teamsが始めた「農村塾」がそれで、手軽な体験コースから、通年型の就農支援まで大きく3つのコースに分かれているそうだ。農業を生業と考える人はチェックしてみてもいいだろう。

> 農業生産法人株式会社『Teams』「農村塾」

農家民宿 宿泊体験プログラム

これは農業体験のひとつのバリエーションで、地元の農家が営む農家民宿に宿泊して農業を体験するというもの。農業に憧れているけれど「田舎では近所付き合いが大変みたい?」「虫が多い?」など、不安を感じている方に、まずは民宿に泊まって暮らしの一端をみてもらおうという趣旨だ。

漁業、林業体験プログラム

農業に比べると実施されている数は少なくなるが、漁業や林業の体験プログラムも用意されている。ただ、漁や山林での作業を単独で体験するというよりも、田舎暮らし体験の中の一部としてプログラムに組み込まれているケースも多いようだ。漁業や林業に興味がある人は、海に面したエリアや、林業が盛んなエリアに的を絞って情報を集めておくといいだろう。

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ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む