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2013年11月19日 ココロココ編集部

移住先での仕事、その選択肢を考えてみる

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【仕事探しのスタイル3】地方で起業する

移住をきっかけに起業する人も意外に多い。ただし、技術を修行して開業にこぎつけるなど事前に準備をしかりと進めていたケースも多い。もしくはそれまでの職業と近い分野で、経験を生かして新しく店を開店するといったケースだ。やはりまったく新しい事業を新しい場所で起すことはリスクも多いからであろう。逆に言うと、いきなり行くのではなく、長い時間をかけてその土地に通い続けて起業の準備をしておけば成功の可能性が高まるとも言える。
起業に関しては地元産業育成のために助成金制度を設けている自治体もある。起業資金100万円援助など、魅力的なプランを展開している自治体もあるので、うまく活用したい。 (起業支援の情報ページへリンク)

●東京でのカフェ経営の経験を生かしてベーグルショップを開店したWさん
小さな子どもさん2人と家族4人で東京から長野県に移住したWさん一家。東京でカフェを経営していたが、もっと自然と一緒の環境で物作りをしたいと思い、長野に移住。たまたま訪れた街の美しさにひと目ぼれしたWさん夫婦、商店街の空き物件情報を知ると迷わずに移住を決めたそうだ。すべて国産の小麦とオーガニック食材、おいしい地元の水を使ったベーグルショップを開業した。(TURNS3号)

●高知で洋服と雑貨のセレクトショップを開業したTさん夫妻
それぞれがショップの店員として働きながら大阪で暮らしていた時から「夫婦でショップを始めたい」という思いをもっていたTさん夫妻。友人から高知の魅力を聞きつけて実際に訪れてみたところ、すっかり魅了されて定住を決意。ショップ経営の経験はなかったものの、年齢も近い同じような仲間が周囲にも大勢いることで、お店を軌道に乗せることができたそうだ。 (TURNS1号)

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ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む