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開催日:2014.3.11

【トークショー】 『週末は田舎暮らし』刊行記念トークイベント 馬場未織&山崎亮&吉里裕也

このイベントは終了しました

「週末は田舎暮らし」について、
著者:馬場未織さん、山崎亮さん、吉里裕也さんのトークショー開催!!

東京から車で約1時間半あれば行くことのできる、もっとも近くて奥深い、自然豊かな「田舎」。 昔から変わらぬ美しい里山が広がり、温暖な気候により農作物が豊富につくられ、 農家の人たちの手が入ることによって守られている多様な生きものの生きられる環境があります。

東京生まれ、東京育ち、ごく普通の共働き家族が、 都会での子育てに疑問を感じてたどり着いたのは、 週末だけ過ごすための、南房総8700坪の農地でした。

「すごくアナログだけど、とても未来的な生活だ。」 コミュニティデザインやソーシャルデザインの分野で活躍する山崎亮氏も推薦する 田舎暮らし、 二地域居住(デュアルライフ)の入門書が誕生しました。

今回は、建築ライターであり、NPO法人南房総リパブリック理事長でもある著者馬場未織氏と、 山崎亮氏、吉里裕也氏の3名を特別ゲストにトークショーを開催いたします。

数年後のライフスタイルスタンダードになるかもしれない『田舎暮らし』の 本の中だけでは感じることの出来ない、リアルな体験談を聞けるこの機会をお見逃しなく。

名称
【トークショー】 『週末は田舎暮らし』刊行記念トークイベント 馬場未織&山崎亮&吉里裕也
開催場所
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開催日時
2014年3月11日(火) 19:00-21:00(18:45開場)
事前予約
必要。
※下記のいずれかの方法にてお申し込みいただけます。
 ①電話(03-3770-2525、営業時間:朝7時~深夜2時)
 ②店頭(代官山蔦屋書店3号館1階レジカウンター)まで
  「3月11日『田舎暮らしイベント』トークショーの席予約について」と
  お問い合わせくださいませ。イベント参加費お支払いの方に、参加券をお渡し致します。
 ③代官山蔦屋書店オンラインストアにて商品購入・イベントチケット
 ※オンラインストアでの受付は3月6日(木)の受注分までとさせていただきます。
参加条件
書籍『週末は田舎暮らし—ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』をご購入の方
定員
先着50名さま
ゲストプロフィール
▼馬場未織(ばば・みおり)
 1973年東京都生まれ。1996年日本女子大学卒業、1998年同大学大学院修了後、建築設計事務所勤務を経て建築ライターへ。 プライベートでは2007年より家族5人とネコ2匹、その他その時に飼う生きものを連れて「平日は東京で暮らし、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という二地域居住を実践。
 東京と南房総を通算約200往復する暮らしの中で、里山での子育てや里山環境の保全・活用、都市農村交流などを考えるようになり、2011年に農家や建築家、教育関係者、造園家、ウェブデザイナー、市役所公務員らと共に任意団体「南房総リパブリック」を設立し、2012年に法人化。
 現在はNPO法人南房総リパブリック理事長を務める。メンバーと共に、親と子が一緒になって里山で自然体験学習をする「里山学校」、 東京に野菜の美味しさを届ける「洗足カフェ」(目黒区)、里山環境でヒト・コト・モノをつなげる拠点「三芳つくるハウス」の運営などを手掛ける。

 

▼山崎亮(やまざき・りょう)
 studio-L代表。京都造形芸術大学教授。慶応義塾大学特別招聘教授。1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。
建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。 地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「マルヤガーデンズ」「studio-L伊賀事務所」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。
 著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社:不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『まちの幸福論(NHK出版)』などがある。
 現在、大学生が「ふるさとを元気にする仕事」について学ぶ、全国初の「コミュニティデザイン学科」設立に携わっている。コミュニティデザイン学科は、2014年4月から東北芸術工科大学でスタートし、被災地の復興や東北の集落を支援しながら実践的なコミュニティデザインの手法を学ぶ場になる予定。

 

▼吉里裕也(よしざと・ひろや)
 1972年京都生まれ。東京都立大学工学研究科建築学専攻修了。
ディベロッパー勤務を経て2004年に林厚見とSPEAC,inc.を設立。「東京R不動産」を立ち上げるとともに、CIA Inc./The Brand Architect Groupにて都市施設やリテールのブランディングを行う。不動産・建築・デザイン・オペレーション・マーケティング等を包括的な視点でプロデュースを行うとともに、自分の空間を編集していくための建材やサービスを提供する「toolbox」の運営も行っている。
 共編著書に『東京R不動産』『東京R不動産2』『だから、僕らはこの働き方を選んだ』『toolbox』等。
 東京都市大学非常勤講師。
Webサイト
http://tsite.jp/daikanyama/event/003298.html
泉山 塁威
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私が紹介しました

泉山塁威

泉山 塁威1984年、札幌市生まれ。世田谷区在住。 明治大学理工学部建築学科助手及び同大学院博士後期課程にて、都市計画やエリアマネジメント(まちの経営)、公共空間活用の研究をしながら、複数のまちづくりの現場の実践プロジェクトを携わっている。NPO法人まちづくりデザインサポートの事務局で、まちづくりワークショップのマネジメントやまちづくりデザイン支援を手掛ける。ほか、お茶の水スキマ大学・まちづくりディレクター、NPO法人お茶の水公共空間マネジメント理事。 若手がまちづくりの研究や実践プロジェクトを行う都市デザイン・マネジメント研究会共同代表。最近では、地方のまちづくりに関わる一方で、東京と地方の連携や移住について関心事である。

人と風土の
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 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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