記事検索
HOME > イベント開催情報 > つながる > イベント >
開催日:2016.8.6~8.7

あなたが紫波町のすき間を埋める~紫波タウンイノベーターズ現地ツアー~

このイベントは終了しました

岩手県の中心部に位置する紫波町。全国から脚光を浴びる「オガール」は多くの人たちで賑わっています。

地方創生の成功事例として取り上げられる「オガール」が『町のすべて』なのか?
そうではありません。年々、賑わいを失っていく商店街、10代後半から20代前半の世代が進学や就職のタイミングで町外から転出が進むなど課題もあります。

それらを解決する「紫波タウンイノベーターズ(地域おこし協力隊)」を募集中です。

8/6(土)、7(日)の2日間にかけて、紫波のアツい人たちとの交流から、タウンイノベーターズとして紫波に関わることを考える現地ツアーを開催します。
紫波タウンイノベーターズへの応募を前向きに考えている人はぜひご参加ください。

町のこの先を創る

「紫波タウンイノベーターズ(地域おこし協力隊)」を募集している岩手県紫波町。全国から脚光を浴びる「オガール」は多くの人で賑わっています。しかし、これが『町のすべて』ではありません。

  • 「オガール」から徒歩圏内の日詰商店街は年々、賑わいを失っています。
  • 昼夜人口比率(夜の人口に対しての昼の人口)は県内ワーストで県内一のベットタウンです。
  • 30代から40代のマイホーム購入世代は転入超過となっていますが、10代後半から20代前半の世代が大幅な転出超過となっており、進学や就職のタイミングで 若者が町外へ出て行くことが明らかになっています。

これらの課題を解決するために、紫波町では
(1)移住定住を促進するUIJターンコーディネーター、
(2)リノベーションまちづくりを推進するタウンイノベーター
を「紫波タウンイノベーターズ(地域おこし協力隊)」として募集しています。(詳しい募集要項はこちら

地域おこし協力隊を募集する背景や理由、現在取り組んでいるリノベーションまちづくりについては下記の記事をご覧ください。

『役場職員に聞く、まちのこれまでとこれから。紫波タウンイノベーターズに求めるもの』

『ほしい暮らしは、自分でつくる。遊休不動産を活用したリノベーションまちづくり』

今回の現地ツアーでは、「オガール」を中心に商店街、農村部を含めた紫波の現状を紹介します。その中で活動するイメージを具体的に持ってもらうために、多くの紫波のヒトに会い、交流していきます。

応募に興味がある人は積極的にご参加ください!

 

ツアー概要

日 時:2016年8月6日(土)12:00~8月7日(日)13:00
場 所:岩手県紫波町内
参加費:無料 ※交通費、宿泊費5,500円/1泊、現地での食費は自己負担
定 員:最大8名
 ※人数制限があるため、タウンイノベーターズの応募資格に合う方を優先させていただきます
 ※参加理由により参加可否を決定させていただきます
 (現地ツアーの参加可否であり、応募には関係ありません)
主 催:紫波町
運 営:NPO法人wiz
その他:当日は私服(動きやすい格好)で参加ください
    外での活動もあるため、帽子の持参をお勧めします

 

申し込み

事前申込制です。下記フォームからお申込みください。

☞現地ツアー申し込み【8月3日(水)23:59まで】

 

当日のスケジュール、プログラム

《1日目》

【11:50】JR東北本線「紫波中央」駅出入口に集合
    (当日、スタッフが目印を持って立っています)

「紫波中央」駅

駅から5分ほど歩き、紫波町役場に向かいます。
新幹線を利用する方は、東北新幹線「盛岡」駅からJR東北本線に乗り換えれば、20分ほどで「紫波中央」駅に到着します。自家用車でお越しになる方も一度、駅に集合ください。その後、駐車場をご案内します。

 

【12:00】オリエンテーション、「紫波町役場庁舎」見学

紫波町役場庁舎

ツアーの最初は昨年、新庁舎に移転したばかりの紫波町役場からスタート。オリエンテーションと庁舎見学を行います。
新庁舎は町内の木材を使用し、木質バイオマスを活用したエネルギー循環を行っています。

 

【12:45】町の賑わいスポット、「オガール」を見学

オガール

補助金に頼らない地方創生の成功事例として全国的にも注目を集めている「オガール」。施設内のマルシェや図書館、交流施設、宿泊施設、民間テナントなどを回ります。

 

【13:30】「オガール祭り」シンポジウムに参加

シンポジウム

8/3(水)〜8/7(日)の期間は「オガール」では年に一度の「オガール祭り」が開催されます。ツアー当日の8/6(土)は地方創生、まちづくりに関わる著名人が登壇するシンポジウムに参加し、アツい場を体感します。
シンポジウムにはオガールプロジェクトのキーパーソン、岡崎正信さん。地方創生の分野で狂犬と呼ばれる、木下斉さん。リノベーションまちづくりの提唱者、清水義次さんなどが登壇されます。登壇者の名前を聞いただけで、とても刺激的な場が想像できます。「オガール祭り」の詳細はこちらから

 

【15:30】シンポジウムを振り返り、オガールプロジェクト&リノベーションまちづくりを学ぶ

まちづくりを考える

シンポジウムの内容を参加者のみんなで振り返りながら、オガールプロジェクトと リノベーションまちづくりについて、役場職員の方から話を聞き、紫波町の目指すまちづくりの理解を深めます。

 

【17:30】「オガール祭り」を楽しむ!!参加者交流会

交流会

紫波町について理解を深めた後は、交流会です。特設の巨大テントでおいしいお酒、フードを食べながら、参加者、役場職員に加え、町内の若手プレイヤーにも参加してもらい、交流を深めていきます。参加者全員で楽しく、前向きにこれからの紫波について語り合います。
当日の夜がいつまで続くかは、みなさんの盛り上がり次第!!

 

《2日目》

【9:30】日詰商店街をマチ歩き、リノベーションまちづくりを考える

日詰商店街

2日目のスタートは遊休不動産を活用した「リノベーションまちづくり」が進められている日詰商店街です。実際に商店街を歩きながら、今の商店街の現状を知り、今後の可能性を考えていきます。

 

【10:30】中山間部にあるぶどう畑で若手プレイヤーと交流

ぶどう畑

町の東西には中山間地域が広がっており、果樹栽培が盛んです。その代表例が「ぶどう」。紫波町のぶどうは県内一の生産量を誇ります。
将来的にタウンイノベーターズには町の中心部と中山間地域をつなげていくための取り組み・事業を行うことを期待されています。そこで、実際のぶどう畑を訪れ、農業分野で活躍する若手プレイヤーと交流をします。

百済 和至さん
▲当日、案内をお願いするAkala FARM代表 百済 和至さん(写真左)

 

【12:30】クロージング、解散

最後に今後の応募スケジュールや質疑応答を行い、解散となります。

 

当日のスタッフ

当日のスタッフ

【左】須川翔太/紫波町役場企画課総合政策室 地域おこし協力隊担当
1984年生まれ。岩手県紫波町出身、在住。岩手大学農学部卒業後、紫波町役場入庁。現在は企画課で若者、移住・定住施策を担当。高校も大学も職場も自宅から通えたため、今まで一度も紫波町を出て生活したことがない、生粋の紫波町民。2児の父。趣味は釣り。

【中】高橋哲也/紫波町役場企画課公民連携室 リノベーションまちづくり担当
1977年生まれ。紫波町出身。岩手大学農学部卒業後、紫波町役場入庁。約10年間、 様々な立場でまちづくりに関わってきた。現在は、農業、NPO活動、郷土芸能、消防団活動などの活動も行っている。

【右】黒沢惟人/NPO法人wiz
1986年生まれ。岩手県奥州市出身。岩手県立大学ソフトウェア情報学部卒業後、上京し、システムエンジニアとして働く。2012年1月にUターンに岩手県沿岸部の復興事業に関わり、2014年4月にNPO法人wizを設立。

 

お問い合わせ

紫波町企画課総合政策室 担当:須川
電話:019-672-2111(内線2311) /メール:shiwa.info@gmail.com

NPO法人wiz 担当:黒沢
電話:080-9017-7214 /メール:info@npowiz.org

紫波タウンイノベーターズ特設サイト(募集概要)

もっと紫波町のことについて知る(他の記事を読む)

ココロココ編集部
記事一覧へ
私が紹介しました

ココロココ編集部

ココロココ編集部ココロココでは、「地方と都市をつなぐ・つたえる」をコンセプトに、移住や交流のきっかけとなるコミュニティや体験、実際に移住して活躍されている方などをご紹介しています! 移住・交流を考える「ローカルシフト」イベントも定期的に開催。 目指すのは、「モノとおカネの交換」ではなく、「ココロとココロの交換」により、豊かな関係性を増やしていくこと。 東京の編集部ではありますが、常に「ローカル」を考えています。

人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

人と風土の物語を編む