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花巻市

花巻市

岩手県のほぼ中央に位置する花巻市。西に奥羽山脈、東に北上高地が連なり、その間には肥沃な北上盆地が広がる、豊かな自然に恵まれたまちです。

平成18年 1月 1日に旧花巻市、旧大迫町、旧石鳥谷町、旧東和町が合併し、現在の花巻市が誕生。総面積は908.32㎢で、人口はおよそ10万人。岩手県内では、盛岡市、一関市、奥州市に次いで人口が多い都市です。

宮沢賢治(童話作家、詩人)や萬鉄五郎(芸術家)など、世界的に知られる先人を輩出し、また高村光太郎(詩人)や新渡戸稲造(教育家)ともゆかりが深い花巻は、歴史・文化的な魅力も豊かなまち。ユネスコの無形文化遺産に登録された「早池峰神楽」を始めとする伝統芸能や、京都祇園囃子の流れを汲む「花巻まつり」などの地域文化、日本三大杜氏のひとつ「南部杜氏」、有名ブランドも採用する「ホームスパン」といった伝統の技術まで、世界にも通じる「花巻の魅力」はたくさん。

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人と風土の
物語を編む

 「風土」という言葉には、地形などの自然環境と、 文化・風習などの社会環境の両方が含まれます。 人々はその風土に根ざした生活を営み、 それぞれの地域に独自の文化や歴史を刻んでいます。

 過疎が進む中で、すべての風土を守り、 残していくことは不可能であり 時とともに消えていく風土もあるでしょう。 その一方で、外から移住してその土地に根付き、 風土を受け継ぎ、新しくつくっていく動きもあります。

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